稲川淳二 心霊写真の顔 | 悪魔召喚師のブログ

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あちらの世界の話・・・・・

稲川淳二 心霊写真の顔


キマグレン+吉川友のきっかレン。「兄弟みたいな感じです。弟(KUREI)、姉(きっか)、お兄ちゃん(ISEKI)、みたいな。」
「カフェオーレ」のCMですっかりおなじみ、キマグレンと吉川友のユニット・きっかレン。この夏、精力的に活動をしている彼らに話を伺う機会を得たので、ユニット結成からオリジナル曲となった「あいまいな関係」のこと、そして8月7日にリリースされた吉川友の初ベストアルバム『Best of YOU!』収録の、キマグレンプロデュースによる新曲「八月の花火」について訊いてみた。

◆吉川友、キマグレン インタビュー中の画像

ちなみに彼らにとって、これがきっかレンとして初のインタビュー。普段はトークモンスターと化す吉川友だが、ユニットでもその行き当たりばったりなトークで混沌とした時間を作り出す……と、思いきや、どうやらきっか、いつもと勝手が違うようである。

  ◆  ◆  ◆

■ ……恥ずかしい。なんか見られてる。

── 2013年2月でキマグレンの5周年、2014年はOTODAMA10周年。ちょうどこのふたつのメモリアルイヤーの架け橋になるようなプロジェクトがきっかレンですね。昨日、ラジオにも3人でご出演されたとか。

KUREI:そうですね。昨日、初めてきっかレンで生出演しましたね。

── じゃあもう、吉川友のトークモンスターっぷりは……。

ISEKI:そりゃもう(笑)

KUREI:(笑)でも、きっかもすごいですけど、ISEKIもモンスターっぷりがすごいですからね。ISEKIに食われてる感はありますね。

── え、そうなんですか?

ISEKI:そんなことないっすよ。僕、あんましゃべんないタイプなんで。

KUREI:わしゃわしゃわしゃ……と過ぎていく感じです。

── 後でまた詳しくお聞きしますが、噂のあいまいダンスは最近どうですか?

KUREI:この間、OTODAMAの<SEACRET BOX>で、ライブ初あいまいダンスを披露したんですよ。

ISEKI:(あいまいダンスで)友ちゃんが、実に堂々としてた。

吉川友:うん。

── おおっ、きっか頑張った?

吉川友:うん……(しばし沈黙。きっか、周りを見回す)……恥ずかしい。なんか見られてる。

ISEKI:……いやいやいや、取材だよ(笑)。

── (笑)


■ 『ドラクエ』じゃないんだから。

── きっかレンの結成についてなんですが、キマグレンさんが女性ボーカルを探していた、ということですが。

KUREI:そうですね。ふたつのメモリアルイヤーのちょうど中間に位置する2013年は、女性アーティストとのコラボをチャレンジしようと。

── キマグレンさんは、フィーチャリングとして女性ボーカルの方とやってましたよね。

ISEKI:そうですね。May J.もあったし、RYTHEMも。でも今年はオリジナルアルバムを出さないので、今までにやってなかった新しいことをやりたいっていうのがあって。で、そう考えた時に、「イチから作りたいな」という気持ちからユニットを組みつつ、楽曲提供したり、曲を作ってみんなで歌ったりとか。

── で、そんなタイミングでおふたりが出会ったのが吉川友というアーティスト、アイドル……。

KUREI:……モンスター?

吉川友:(無言でKUREIの腕を叩く)

KUREI:痛い痛い痛い(笑)

ISEKI:いいじゃん。モンスターって言われるのって……褒め言葉だよ?

(周りにいたスタッフ含め、全員大爆笑)

吉川友:褒め言葉じゃない(笑)。女の子、女の子。

ISEKI:褒め言葉だよ(笑)。モンスター。いいよ。

吉川友:ヤバい(笑)

── ……に出会った、と。

吉川友:“モンスターに出会った”って『ドラクエ』じゃないんだから。やめてよ(笑)。

(全員爆笑)

ISEKI:洞窟あたりでね。

KUREI:(洞窟のBGMをハミング)

── (笑)きっか以外に候補とかいなかったんですか?

KUREI:そりゃ僕らもこのお仕事させていただいているので、当然、いろんな方と出会いがあるんですが、今回は所属しているユニバーサルが吉川友さんをイチ押しで。「ぜひ、吉川友さんで」と。

ISEKI:いわゆるシンガー・ソングライターの方とかではなく、アイドルといった、ある意味、僕らと別ジャンルの人と一緒に音楽をやっていく。そこに意味を見出したかった、というのもありましたしね。“華やかさ”がほしかったんですよね。もっと。

── 確かに、きっかはパッと見のビジュアルも文句なしですからね。

吉川友:(照れ隠しに近年リリースされた“モンスター”絡みの歌をハミングしている)

KUREI:ボリューム小さめで歌うなよ(笑)

ISEKI:というか、今日、どうした? 普段はよくしゃべるくせに。

KUREI:最近わかったんですよ。俺らと一緒の仕事の時、きっかはトーンダウンするんです。

ISEKI:どこで話に入ったらいいかわかんないんですよ。

吉川友:そう! まだ馴染めなーい。この環境。

(全員爆笑)

KUREI:馴染んでるじゃん(笑)

吉川友:スタッフさんも含むこの環境。馴染めなーい。

ISEKI:いや、でもわかる。いろんなゲストが(キマグレンのところに)きてるけど、みんなそうなる。結構、俺もKUREIもマシンガントークだからね。だから、訊く時は「これどう? 友ちゃん」って訊いてあげると話しやすいと思う。

ISEKI:ただ、(きっかは)突然、訊かれると何も出てこない、というのも最近わかりました。

吉川友:出てくる出てくる! 出てくるけど……。

── なんかきっかの弱点が次々明らかにされてますね。

吉川友:くぅーん(弱った声)。恥ずかしい……。

ISEKI:大丈夫、俺らフォローに回るから。


■ 吉川友が語る、キマグレンの魅力

── じゃあ、吉川さんにお聞きしましょう。

吉川友:どうぞどうぞどうぞ。

(全員苦笑)

ISEKI:すごいよね。まだしゃべってないのに笑いを取ってる(笑)

── 吉川さんはですね。キマグレンさんの曲を好きで……

吉川友:「歩(あゆみ)」!

KUREI:クイズじゃないんだから(笑)

吉川友:はい。はい。わかる。

── (笑)。では、あらためて。キマグレンさんの曲を聴いていたそうですが、それはどの曲でしょうか?

吉川友:「歩」!

KUREI:だから早押しクイズじゃないんだから(笑)

吉川友:でもほんとに、昨日も流れてて。夕焼けの中での「歩」はヤバいですね。海、夕焼け、キマグレン、「歩」……。ね?

── ね? と言われても(笑)。では、吉川友から見て、キマグレンの魅力ってどういうところ?

吉川友:……海っぽい……個性……。

(全員失笑)

吉川友:なんか怒られてるみたい。

ISEKI:怒られてないよ。好きなようにしゃべってみて。

吉川友:……あ、ISEKIさんの「髭」。

ISEKI:ありがとうございます。

吉川友:クー……うーん。(といって、KUREIを上から下まで眺める)

KUREI:探すなよ(笑)

吉川友:KUREIさんの笑顔。

── が、吉川友さんの思う、キマグレンのおふたりの魅力。で、そんな魅力的なキマグレンさんとユニット組むって話を聞いて、どう思いました?

吉川友:すごい嬉しかったですよ、きっか。え、だって、曲聴いてたのもあるし、ご一緒させてもらえるっていうのが。

── 歌手として大先輩ですしね。

吉川友:そうですね。

ISEKI:え、でもそんなに先輩でもないでしょ。(きっかに)芸歴、長いよね?

吉川友:14歳から……。

KUREI:14歳、じゃあ7年。シンガーとしては?

吉川友:2年。(ハロプロ)エッグ長かった……。

ISEKI:だから、最初観た時に、すごい堂々としてんなぁ、って思ったんですよ。「あれ、この娘、本当にデビューしたてなの?」って。だから実際にこうやってお仕事してても、やりがいがあるっていうか。

KUREI:貫禄があるんですよ。

吉川友:……やだ、すごいなんか見られてる。

── (笑)

ISEKI:きっかレンでは、キマグレンは吉川友の引き立て役だから。そんな親代わりなつもりでやってます。


■ 「あいまいな関係」は、ほんとにギリギリ

── 「あいまいな関係」ってすごい好きなんですよ。とてもムードがあって、吉川友とキマグレンの声の重なりも心地よくて。でもこの曲、撮影の合間で作られたとか?

KUREI:ありがとうございます。というか、これ、順番が逆なんですよ。

── 順番?

ISEKI:そう。きっかレンをやることは最初から決まっていて。ただ曲ができてなくて。何パターンも作ってたんですけど、実はギリギリまでできなくて。で、CMやることになって、「カフェオーレのうた」の撮影とかしている最中にも、「こんな曲どう?」とか聴かせながら、できた曲なんですよ。

── じゃあ、KUREIさんはもちろんだと思いますが、きっかにも合間に聴かせたりして?

ISEKI:ええ。ただ最終的には聴かせたものとは違ったものになったんですけどね。ほんとにギリギリで「ふぃー、できてよかったー」って(笑)。

KUREI:僕も歌詞を書く時は、基本、ISEKIが歌うのを想像して、男性目線で書くんですけど。でも今回は女性と男性のキャッチボールがあるというのがひとつと、きっかの目線を想像して書くというのは新鮮でしたね。きっかと一緒にこのユニットをやらなければ、絶対できなかった曲ですよね。あと、“あいまいな関係”っていうもの自体、モチーフが女性と男性のデュエットなので。このユニットならでは、ですよね。

── きっかは、この曲をもらって、最初どう思いました。今までの吉川友の曲にはない感じの曲じゃないですか。

吉川友:ないですね。うん。聴いた時ですよね……。

── ……覚えて、ない?

吉川友:覚えてますよ!

── ……。

ISEKI:じっくり考えなー。これ、スケジュールとかすべてギリギリでしたからね。

吉川友:最初、ISEKIさんの仮歌を聴いたのかも。全部入ってるやつ。そのあと、女性の。

── ほう。……で?

吉川友:で、でも、すごい、なんか。今までにない曲だから…(笑)…だから、すごい新鮮でした。うん。

── アイドルの歌って考えると……いや、アイドルの歌ではないのですが、アイドルの方が歌う曲にしては、妖しいというか、刺激的なワードや情景がいっぱい入ってるじゃないですか。

KUREI:「吐息」とかね。

── そう。だから、歌いにくいとかあるのかなって思ったんですが。

吉川友:ううん、まったく。

── じゃあ、KUREIさんはこの曲、仮歌段階とか完成に近づくにつれてとか、どんなふうに感じてましたか?

KUREI:この曲、できあがっていくに連れて、僕は郷ひろみさんの「GOLDFINGER '99」の雰囲気に聴こえてくるなぁ、って。夏のめっちゃ暑い時期に聴きたい。

── あー、わかります。熱帯夜とか似合いますよね。絶対。


■ レコーディング中の吉川友って?

── 実はレコーディングの話をキマグレンのおふたりに訊きたくて。吉川友って、レコーディングの時はどんな感じなんですか?

ISEKI:そうですね……。結構、「こうやってほしい」っていうものに対して、忠実にできるタイプですね。だから“アイドル”っていう見方は途中でしなくなりましたね。通常のミュージシャンに話している感覚で、僕もズバズバ言う方なんで。

── ISEKIさんのリクエストに応えるパフォーマンスを発揮してくれる?

ISEKI:ああもう、全然問題ないというか。うん。結構、「あいまいな関係」もそうだし、僕らがプロデュースした曲もそうなんですけど、きっかの声はアイドルっぽくないんですよ、元々は。そう個人的には思ってます。

── あー、そうですね。それにしても……ちゃんとできるんだ。

ISEKI:できる子だもん、ねぇ?

吉川友:やればできる子。

── ライブでは「ただし口だけ」とも言ってたのに。

ISEKI:自信持っていいと思うよ。

── ISEKIさんのお墨付きが出ました。

吉川友:やだーん。

KUREI:いや、ほんとに。ISEKIの言ってた声に近いんですけど、歌いまわしもね。僕のアイドルに対する先入観なのかもしれないけど、アイドルの方々って、語尾がアイドルっぽい感じになるパターンってあるじゃないですか。その語尾が、きっかはいい意味でフラットなんですよね。その歌声が、きっかでさらっとしたぶん、トラックと歌詞が浮き出てきたので、描いていたイメージとはいい意味で裏切ってきてくれたなっていう。それこそ「あいまいな関係」っていう曲は、歌謡曲の匂いがムンムンしてるのに、歌謡曲っぽくなく、新しく聴こえる。それはきっかの歌声のおかげだと思いますね。

── 確かに歌謡曲っぽくはあるんですけど、古くはないんですよね、この曲。だから心地良い。私はちなみに<あなたに逢えるなら>の「なら」のところが好きです。

吉川友:「あなたに逢える“なら”~♪」(ただし、なぜか“なら”の音程を探り探りで歌う)

(全員苦笑)

── きっか、べた褒めされてますけど?

吉川友:(照れて囁き声で)ヤバいですね。

── ヤバいですか。あんまり小さいとインタビュー中の音が録れないんで、よろしくお願いします。

(全員爆笑)

── きっかは、キマグレンのふたりと一緒にレコーディングしたりして、勉強になったりしたところって、ありますよね?

吉川友:ありますねー。

── たとえば?

吉川友:あの、ミキサーさんじゃなくて……座ってた。あのー、渋谷のところ、「カフェオーレのうた」とか。

KUREI:シライシ(紗トリ)さんですね。

吉川友:話し合いながら、やってた。うん。そこがすごい新鮮でした。

KUREI:普段は相談しないの?

ISEKI:ん? どういうこと? 俺、全然掴みきれてないんだけど。話してたのが新鮮?

(全員笑い)

吉川友:(笑)話して、その場で音やハモを作っていったり。そういうのがすごい。すごいなぁ、って。

ISEKI:あー。人にも寄ると思いますけどね。僕はレコーディング本番で、全部ハモとか作っちゃう。ミュージシャンの方とか、多分、普通にやってると思います。

── 自分のレコーディングにも生かせるな、みたいなものとかは?

吉川友:たくさんあるんですけど……そんなにレコーディング一緒にしてないんですよ。

── そうですか……。じゃ、じゃあ、まぁ、きっかは言ったことにちゃんと応えてくれる、ということで。はい。

ISEKI:(きっかを見ながら)なんか友ちゃんのせいで、俺の話、軽くなってない?

(全員爆笑)


■ 「KUREIさんだけには!」

── しかし、ほんと今日、きっか、いつものトークの調子が出てないよね。

吉川友:だってみんな見てる……。

ISEKI:見てない見てない。誰も見てない。

KUREI:そうそう、誰もお前のことなんか見てない(笑)。

吉川友:ISEKIさんに言われるのはいいんですけど、KUREIさんにだけは本当に言われたくない!(笑)

(全員爆笑)

── なんで?

吉川友:なんかさっきから、イラッとするんですよねー(笑)

ISEKI:あー、その気持ちわかるわかる。

KUREI:そこ、変な同盟組まない。


■ ぜひ3人の顔色を確認しながら観てください(笑)

── ミュージックビデオ。これまたゴージャスなきっかで。しかし、濃いメイク、似合いますよね。

吉川友:そうです……か? でも、最近多いです。濃いメイク。21歳だからじゃないですかね。大人のそういうの、出していい歳になったからだと思います。

── そうなの? でもこれまでにない、インパクトありましたよね。ファンの人たちも驚いてましたよ。

吉川友:へぇ。なるほどー(ちょっと照れる)。

── これ、映像は拝見したんですが、映像のコンセプトとかテーマとかって?

ISEKI:そうだなぁ。ショーパブみたいなもんですかね。キャバレー。もともとキャバレーだった場所を使ってますし。

吉川友:きっか、ミュージックビデオ撮影で、これまで大人数ってなかったんですよ。ずっとひとりか犬かぐらいしかいなかったんで。

(全員笑い)

KUREI:犬は人じゃない(笑)

吉川友:だから、人が一緒に映ってるミュージックビデオって初めてだったんです。

KUREI:人が映ってるって(笑)

ISEKI:なんか心霊現象みたいになってる(笑)

── (笑) 撮影って結構時間かかったんですか?

吉川友:20時間くらい? 朝方までかかりましたね。

KUREI:半端なくかかりましたね。

── 何が大変でした?

KUREI:俺らは踊りでしたけどね。でも監督の方がすごいこだわってて、きっかがスカートを脱いで飛ばすシーンがあるんですけど、それは何回も撮って。絵的な演出にすごいこだわってたので。

ISEKI:通常、キマグレンのミュージックビデオは海でわーっとやって終わりなんですよ。だいたいね、何時間かで終わっちゃうんですよ。デビューシングルとか、俺らちょっとしかミュージックビデオに出てこないんで、あれは撮影時間30分。それが今回20時間ってのはちょっとキツイですよね。やっぱ人数が多いとそれだけカット数も増えるので時間がかかる、っていうのは聞きましたけど、それでもかかりましたね。

KUREI:きっかレン前でいうと、ゆずグレン。ブランコに揺られるあのミュージックビデオも、実は20数時間かかった。

── えー! そうだったんですか。

ISEKI:20時間、ずっとブランコ。あれはきつかったね……って、なんで、俺らゆずグレンの話してるの?(笑)

── (笑)じゃあ待ち時間もすごいあったんじゃ?

ISEKI:でもちょいちょい出てたから、そんな待ち時間がガッツリあったわけじゃないんだよね。そうそう、あのミュージックビデオ。面白いのが、僕とKUREI踊ってるじゃないですか。あれ、タイム的には逆なの。

── 逆、というと?

ISEKI:一番最初のシーンは、実は一番最後に撮影したんです。だから、一番元気がない。で、最後のほうに踊るシーンは、実は最初に撮ってるから超元気。だから、後半になればなるほど、僕とKUREIの顔色がいいんです。

── そうなんだ!(笑)

KUREI:最初のイントロの部分は、朝5時とか6時とかに撮ってます。で、最後のダンスは(前日の)昼の2時とかに撮ってますね。

ISEKI:よーく見ると、どんどん元気になっていくから、曲としてはすごく成立してるんですよ。後半になればなるほど盛り上がって。「監督、よく考えたなー。上手くできてるなー。」って。だから、それを踏まえて、ぜひ3人の顔色を確認しながら観てください(笑)

(全員爆笑)

KUREI:しかしね、あのきっかのスカート飛ばすシーンは、ほんっとに何回も撮ってて。きっかもそのうち、こう(投げやり気味に脱ぎ捨てる仕草)なってきてましたね(笑)。

吉川友:あははは。

ISEKI:(撮影回数は)あの半分くらいでもよかったかもしれないな。

KUREI:そこのこだわりは半端なかった。

ISEKI:でも、結果、あの映像になったんでね。「あー、頑張ってよかったな」って思いましたよ。

吉川友:うん。

── じゃあ、ここできっかさんからミュージックビデオ撮影での面白エピソードをひとつ。

吉川友:面白エピソードとかは、ないんですけど……

── ないんだ(笑)

吉川友:違う違う、探せばあるとは思うんですけど……

ISEKI:あるんか(笑)

KUREI:どっちやねん(笑)

ISEKI:いつ探すの?(笑)

吉川友:今でしょ(笑)……って、違う違う(笑)。でもきっか、撮影中に、夕暮れ……朝方か? コンビニ行ったんですよ。で、その日から温泉たまごにハマりました。今、食べてないですけど。

KUREI:ハマってないじゃん!

(全員爆笑)

吉川友:でも美味しかったー。あの日の温泉たまご。家に帰って食べた。

ISEKI:待って待って。もうミュージックビデオの話じゃないじゃん。

(全員大爆笑)

吉川友:えー、なんかありましたっけ? MVの撮影……。

ISEKI:いや、いっぱいあったじゃん。20時間もいたんだよ?

吉川友:(笑)

KUREI:あ、すごいくだらない話なんですけど、カーテンといろんな器具がさ、いっぱい出てたじゃん。

吉川友:あっ!(爆笑)

KUREI:でさ、(スタジオにかかっていた)カーテンを避けて、左に曲がったところに出っ張ったものがあってさ、何回(足を)ぶつけたことか。みんな「痛っ!」って。時間が経てば経つほど、みんな学習するはずなのに、疲れてきてぶつける回数が増えてくるっていうね。

ISEKI:楽屋まで行く入り口に、ちょうどその“痛い”ポイントがあったんですよ。あれは痛かった。

── ちなみに、20時間も撮影されたとのことですが、撮ったけど使われなかったシーンとかあるんですか?

ISEKI:いや、ないでしょ。

吉川友:え、あるよ。絶対ある。

KUREI:うん、俺もあると思う。

吉川友:だって20時間ですよ。

ISEKI:それさっき俺が言った台詞な。

吉川友:(笑) でも大変だったぁ。


■ 踊るキマグレン

── きっかのファンからも、あのミュージックビデオは評判いいですよ。

ISEKI:あ、ほんと? それ嬉しいなぁ。

── ええ。キマグレンのファンの方々の反応はどうですか?

KUREI:「新しい」って声が多いと思いますよ。

ISEKI:ファンによっては「踊らないで!」って反応する人もいるとは思うんです。でも、もともと新しい挑戦をするために始めたので、これが浸透してくれば、踊るキマグレンもありだなって思ってもらえるかなと。今後、夏うたも増えてくると思うんで、その時に、振りがある曲とかあってもいいかなって思うんですよ。もともとそういうのもやりたかったんで。もっとみんなが楽しめるような、ね。

── 「踊るキマグレン」って、字面いいですよね。

ISEKI:いいですよ。「踊るキマグレン」。うん。

KUREI:「踊る大捜査線」みたいですよね。

── あいまいダンスって、キマグレンさんからやりたいって?

ISEKI:ダンスはまぁ、正直、大人の方々の(笑)

KUREI:撮影の当日までダンスあるの知らなかったですから。

── じゃあ、聞かされた時に、やっぱり躊躇した?

ISEKI:そりゃしますよ。

KUREI:一言でいうと、「マジか」ですよね。「マ・ジ・か」の3文字でしたね。

ISEKI:でも、意外とやってみると楽しいんだよね。昨日もラジオの生放送でみんなに聴いてもらってる時に、勝手に手が動いちゃうんだよ。

── じゃあ、これからは「踊るキマグレン」にも期待ということで。

KUREI:いや、期待はしなくて大丈夫です(笑)


■ きっかレンの今後の活動は?

── きっかレンって、この夏はしっかり活動されていますが、今後はどうなるんですか?

ISEKI:どうなんですかね。今後の盛り上がり次第じゃないですか。だからここで頑張って、「おっ、きっかレンもう一回出しちゃう?」ってなると、ベストですよね。きっかレンのバラードも1曲くらいあってもいいですしね。

── 盛り上がりといえば、ライブ。ステージ上ってきっかレンは誰がMCとか回していくんですか?

ISEKI:基本、(キマグレンの)ふたりですかね。

── じゃあ、キマグレンのおふたりが話しているところに、きっかが入っていって、無茶苦茶なことを言って、みたいな。

吉川友:いや……入れないですね。(と、顔を曇らせる)

KUREI:(きっかを見て)そんな寂しそうな眉毛をしなくても……。

吉川友:いやっ! (眉毛ネタで)弄ったー! 今日の眉毛ー!!(※ この日のきっかは自分の眉毛に不満があった模様)。

KUREI:痛っ!(きっかに叩かれる)

吉川友:なんか学校みたい。なんかー。ウザい男子みたいなー。

ISEKI:でも俺らがどっしり構えてるよりいいでしょ。

吉川友:……楽しい(呟く)

KUREI:苦笑いしながら言うなよ。

吉川友:(笑) 緊張しますね。なんか。

ISEKI:普段ひとりでインタビュー受けてるでしょうから、人数増えるとやっぱ大変ですよ。俺らふたりでも、ラジオとか取材で、まともにパッパッパッて返せるようになるの、3年ぐらいかかりましたからね。押し引き。だから勉強ですよ。

吉川友:ん。(生返事)

KUREI:きっかの、ISEKIの話を軽くするの。すごいね、すごいねなんか(笑)。

(全員爆笑)

ISEKI:平気平気、KUREIで慣れてるから。

吉川友:第2のKUREI(笑)

KUREI:きっかも乗っかるんじゃない、バカ(笑)。

── なんか楽屋とかステージ裏とか楽しそうですよね。

吉川友:うん、楽しい。

ISEKI:部活のノリですよね、若干ね。マネージャーと部員みたいな。

── きっかとしては、ユニットで活動するっていうのは、ソロとは違ったりするの?

吉川友:歌詞の面で覚えることも少なくなってくるので。

(スタッフ爆笑)

吉川友:え? やや、ほんとに、それは本当に思いますね。MCも助けてくれるってのは心強いんですけど、ただ今回、男女ユニットなので、ハモがあるんですよ。きっか、自分で主旋律を歌うと思ってたんですけど、ハモで歌うので、それがすごい難しいですね。釣られちゃう。だからこの間、初めてOTODAMAのリハの時は歌えなかったです。

ISEKI:でも本番はちゃんとやれてたでしょ。

吉川友:いやいや、マイク離しちゃう。怖くて。

ISEKI:大丈夫、歌えてたから。離さないほうがちゃんと音取れるから。離せば離すほど聞こえなくなっちゃう。自信もってガンってやったほうがいいよ。

── 大切なアドバイスいただきましたね。

吉川友:心のメモ帳にメモしました。きっか、お兄ちゃんがいるんですけど、(ISEKIは)お兄ちゃんみたいな、兄弟みたいな感じです。弟(KUREI)、姉(きっか)、お兄ちゃん(ISEKI)、みたいな。

KUREI:おい待て。なんで俺が下なんだよ。

吉川友:あはははは。楽しい。なんか家族みたいですね。

KUREI:あはははは、じゃねーよ(笑)。なんか、「うちで新しく犬を飼いました。その犬はお母さんには服従だけど、お父さんのことはすごい下にみます」みたいなパターンってよくあるじゃないですか。なんか今、そのお父さんの気分。

ISEKI:あるよね。犬は見るよね。

吉川友:でもほんと、弟とかほしかったんで。

(全員爆笑)

── きっか、何の話をしてるの?(笑)

吉川友:そういうキャラクターなんですよ。KUREIさんは。


■ 吉川友の生まれたままの声が出せるような楽曲にしたい

── キマグレンさんがいらっしゃるので、『Best of YOU!』に収録されている新曲「八月の花火」についてお訊きします。まずはISEKIさん、この曲のメロディーラインって、無駄に高いところばかりを使うのではなくて、きっかの歌声のとてもオイシイ音域、綺麗に響く音域を使われていますが、やっぱり作る前にいろいろ吉川友の研究をされた上で制作されたんですか?

ISEKI:YouTubeで友ちゃんの曲を聴きこんだんですよ、作る前に。で、どういう感じで作ろうかなって参考にしたんですけど。「あー、こういう曲たちがあるんなら、全然別の曲にしよう」って。あと、彼女は華やかさはすでに持っているので、声が自然に出るようにはしたいな、って思って作りましたね。ちゃんと声質だけで勝負できる曲にしようと。別に、可愛くする必要もない。ただ、吉川友が生まれたままの声が出せるような楽曲にしたい。これは意識しましたね。

── あー、納得。じゃあきっかは、実際に歌ってみて、どう?

吉川友:声的な部分では、すっごい歌いやすいです。声を張り上げてじゃないですけど、力いっぱい歌う感じが、歌っていて気持ちいいですね。ただ、そのぶん、リズムが。レコーディングは苦戦しました。(この曲のリズム)難しいですよね。

ISEKI:難しいと思いますね。うん。意外と難しいですね。いろんなところに16分(音符)のリズムが入っていて。

KUREI:ISEKIが作るメロは、リズムがほんと難しい。

ISEKI:そういうふうに言われるんですけど、(きっかは)全然歌い切ってました。曲が出す雰囲気もちゃんとわかってくれると思ったんで、ボーカルのディレクションもあまり何も言わないようにしてたんですけど、でもニュアンスもバッチリだったし。大サビのところなんか、僕が歌った仮歌よりも全然いいんですよ。

── へぇ。ちなみに、そのリズムが難しいっていうのは、ISEKIさんの楽曲を作る上で計算してやっているものなんですか? それとも染み付いているものなんですか?

ISEKI:多分、染み付いているんでしょうね。今回、できるだけシンプルにしようとは思いましたけどね。でも難しいところを作っちゃった。

── なるほど。じゃあ次に歌詞を書かれたKUREIさん。これまた新鮮というか、吉川友の曲にはあまりない、人間臭さというか、ありますよね。これは吉川友をイメージして書いた?

吉川友:うん。ビックリ。

KUREI:そうですね。なんか、吉川友のファンの方々って、アイドルとして、一人の女性として吉川友を見ると思うんですけど、そういう女性でも、ひとりの人間なんだよ、ってのを伝えたくて。どうしても美化するじゃないですか。男性って女性を美化しがち。ステージに立つ人だったら、なおのこと。だけど、そうじゃないんだよ、っていうメッセージを込めたいし。ドロドロになって頑張ったり、傷だらけになったりして頑張っているのが、アイドルの本当の姿なんじゃないか。それを伝えたかったんです。

── なるほどねぇ。

KUREI:あと、この曲自体、「あいまいな関係」の女性と主人公が一緒なんですよ。

── え?

KUREI:だから<あいまいなままに>とか歌詞にあったりするし。「あいまいな関係」が7月だとしたら、この曲は8月末。“あいまいな関係”で、羽目をはずして騒いで火傷しちゃって、それを振り返って、泣いて泣いて泣いて、でも何気に明日はやってくる、元気になって頑張る。っていうストーリーだったりします。だから、映画だと前半に流れるのが「あいまいな関係」で、後半になると「八月の花火」。なんでもない緩やかなシーンで流れるのが「カフェオーレのうた」。そういうシーン感だったりもしますね。僕の中では、ですけど。

── へー。全部つながっていたんですね。

吉川友:すごい。メモしとこう。訊かれるから。(ひとりでインタビュー受ける時は)大変なんですよね、いつも。

── (笑)きっかは、さっきも話にあったけど、歌うのは苦労した。

吉川友:うん。早口言葉……じゃないけど、きっか、滑舌が悪いから、<忘れられない記憶と>ってところはすごい録りました。

KUREI:「忘れられない」って歌いにくいよね。

吉川友:うん。サビのリズムもそうですけど、<忘れられない記憶と>は本当に忘れられないですね。何回もやった。

── 誰がちょっと上手いこと言えと。

吉川友:やった!(ドヤ顔)。そんな感じですかね。でも、歌詞の中に、海とかそういうフレーズが入っているのがすごい嬉しいですね。……あ、海は入ってないか(笑)。<波の音>とか、<海岸線のカーブを抜けて>とか、キマグレンさんっぽいフレーズが入っているのが嬉しいですね。で、サビはやっぱり自分っぽいですよね。デビュー当時とか泣いてましたから。

── じゃあそんな、キマグレンさんからいただいた「八月の花火」。どんなふうに歌っていきたい? ライブだとどんな場面で、とか。

吉川友:うーん。最後のほうで、一体感を持って歌いたいかな。きっかのサビのイメージは(手を左右に大きく振って)こうなんですよ。でも結構振りがガッツリついていて、しかもカッコいい振りが。ダンサブルというか。だからすごい大変なんですよ。AメロBメロはアイドルなんですけど、サビからガッツリ踊るので。でも(手を左右に大きく振って)こういうイメージ。

ISEKI:ライブの時は、こう(手を左右に大きく振って)やっちゃえばいいんだよ。

吉川友:そうですね。アンコール前とかに、この「八月の花火」で、会場全体を一体にしたいです。


text and photo by ytsuji a.k.a.編集部(つ)

【きっかレン(キマグレン+吉川友)出演情報】
9月1日 音霊 OTODAMA SEA STUDIO 2013「キマグレン DANCE ON THE BEACH」
9月14日 SIGMA FES.2013@幕張メッセ
(この記事は音楽(BARKS)から引用させて頂きました)



心霊探偵八雲 1

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