心霊 首なし地蔵 1/2 | 悪魔召喚師のブログ

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心霊 首なし地蔵 1/2


BiS階段インタビュー アイドルとノイズの美しもカオスな狂宴
エクストリームで無軌道な道を歩み続けるアイドルグループ・BiSと、「キング・オブ・ノイズ」として世界に君臨する非常階段。この両者によって、世界初(?)のノイズアイドルバンド・BiS階段が結成された。アルバム『BiS階段』には、ノイズ化されたBiSの代表曲と、新録曲として戸川純“好き好き大好き”のカバーを収録。また8月には渋谷WWWでレコ発ライブも予定されており、チケットが即ソールドアウトしたことでも大きな話題を呼んだ。そんなBiS階段から、JOJO広重とBiSメンバー6人による貴重な対談をお届けする。

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■会場も演奏者も全部が一体感を感じる特別なライブって1年に数回しかないんですよ。あれはそのうちのひとつで、去年のベストくらいのライブでした。(JOJO広重)

―昨年の11月に非常階段とBiSが共演したところから今回の音源化に発展したんですよね。

プー・ルイ(以下:プー):コラボすることは直前に決まって。非常階段さんのことは知らなかったんですけど、高校のときの元カレから「非常階段とやるならどうにかして入れてくれないか」っていうメールが来て、すごいんだなと思って。

一同:あはは!

―ちなみにその人は入れてあげたの?

プー:入れないですよ!(笑)

―JOJOさんはBiSをご存知でしたか。

JOJO広重(以下:JOJO):もちろんその前にCDとかは聴かせてもらったんですけど、実際に会うのは初めてでした。以前に「ももクロ階段」をやろうっていう話がTwitter上であったんだけど、ももクロがブレイク中だったからその話は流れたんですね。ま、当然無理ですよねっていうことをTwitterで書いてたら、何人かが「広重さん、ももクロもいいけどBiSの方が合いますよ」ってツイートしてくれたんですよ。

一同:ええ~!

JOJO:それでBiSのこと調べて。音もパンクだし、非常階段のノイズが乗っても違和感ないよねっていうのが頭にインプットされて。で、11月のイベントのときに、この日だけの企画ができませんかねっていう会議があって、BiSのことが頭にあったので、一緒にやれないか事務所に訊いて頂けませんかって言ったのが最初です。BiSのマネージャーの渡辺さんは「BiSでいいんですか?」って言ってきて、こっちも「非常階段でいいんですか?」って、お互い謙遜しながら連絡とって(笑)。ただ、ちゃんと一緒にできるのかなっていう心配もありました。

―当日はいかがでしたか?

JOJO:ライブの順番から行くと、非常階段、BiS、BiS階段だったんですよ。BiSファンの人は非常階段なんて興味ないし、客席ガラガラになるんじゃないかと思ってたら、そんなことはなくて、すごく真剣に聴いてくれていて。だから、いざ一緒にライブやりますっていうとき、BiSと僕らとお客さんとで特別な空間が作れるなと感じました。エフェクターをバンっと踏んだ瞬間にスイッチが入りましたね。会場も演奏者も全部が一体感を感じる特別なライブって1年に数回しかないんですよ。あれはそのうちのひとつで、去年のベストくらいのライブでした。ミッチェルもダイブしてくれて、すげーなと思って(笑)。

ミチバヤシリオ(以下:ミッチェル):リハのときから本当に楽しかったです。“eat it”と“nerve”をやったんですけど、楽しすぎて“eat it”のサビで踊るの忘れてて、「やべー踊ってねー」って途中で気づきました(笑)。ノイズが乗ったのが想像してたよりずっとかっこよくて、うぉーってなって、わーってなって、キャーってなりました。あの日だけで終わっちゃうのはもったいないから、音源化して欲しいって私自身も思ってました。

JOJO:あの日の映像はスぺシャで流れたんですけど、それを『バックステージ・アイドル・ストーリー』(スペースシャワーTVで放送されたBiSのCGアニメ番組のBlu-ray)の特典で付けていいですかってオファーを頂いて。そのときも、あのライブがすごいよかったですねっていう話になったので、僕の方から音源化しませんかって言ったんです。BiSの楽曲に僕たちのノイズをかぶせるっていうやり方であればそんなにレコーディング費用もかからないし、あの日のライブに行きたかったっていうファンの方もたくさんいらっしゃるので。そしたら、avexさんがやりましょうって言ってくれて。

■去年までの家の中でくすぶっている自分が見たら本当にびっくりするだろうな。(テンコ)

―選曲はJOJOさんが決められたんですか?

JOJO:はい、僕はベスト・オブ・BiSみたいな形にしたかったんですね。だから、BiSの代表曲に加えて、最後の1曲だけノイズコラージュを入れたいってリクエストをしました。それと、1曲はこのプロジェクトのためのものを入れた方がいいっていうことになって。

―それで、戸川純さんの“好き好き大好き”のカバーを収録することになったんですね。

JOJO:非常階段はテイチクからCDを出してるんですけど、戸川さんのあの曲はテイチク音源で、担当者も同じだったんですね。だから“好き好き大好き”をカバーしたいって提案されたときに、全部繋がっているような感じなんです。そうしたら、テンちゃんの憧れの人が戸川さんという話で。

テンテンコ(以下:テンコ):本当にびっくりして、BiSのオーディションを受けた自分は間違ってなかったと確信しました(笑)。

―本当に偶然だったわけですもんね。

テンコ:はい。BiSに入ったときにスタッフの方から好きなアーティストを訊かれて、「戸川純さんが好きなんです」って答えたら、「へー、近々なんかいいことあるかもね」みたいに言われて(笑)。

―それがこのカバーだったと。

JOJO:戸川さんも聴いてくれて、アレンジも気に入ってくださって。テンちゃんにしてみれば憧れの人に自分の歌を聴いてもらえるなんて……ですよね。それがたった数か月の間のことで。

テンコ:去年までの家の中でくすぶっている自分が見たら本当にびっくりするだろうな。

JOJO:来年はこうなってるよって教えてあげたいよね(笑)。

テンコ:本当に、ぎゅっーん! って変わりました。

JOJO:あやかりたい(笑)。宝くじ買うといいよ。

■今回のPVは悲しい感じがない。楽しそうだし、これまでで一番見やすいかも。(プー・ルイ)

―レコーディング自体はいかがでした?

プー:「メンヘラっぽく歌って」ってプロデューサーの松隈(ケンタ)さんに言われて。

―それってどう表現するの?

プー:普段通り。

―なるほど(笑)。仕上がりを聴いてみていかがでした?

ヒラノノゾミ(以下:のぞしゃん):かっこいいですね。みんなの声の個性がフィーチャーされてるし、非常階段さんのノイズともマッチしていて。

JOJO:キーがみんな低いので、高い音が難しいかなと思ってたんですけど、テンちゃんの声が高くて、いい感じにバランスよくできたかなと。聴いていて全員のボーカルがわかりますよね。

―PVもすごくポップでかわいいですよね。BiSのビデオは見ていて胸が痛くなるようなものが多いんですけど、それがなくて。

プー:今回は悲しい感じがない。楽しそうだし、これまでで一番見やすいかも。

JOJO:今までのPVで一番萌えたみたいなことをツイートしてる人もいましたよ(笑)。

ミッチェル:撮ってるときは本当にどうなるんだろうと思ってて。夜中にライブハウスで撮ったんですけど、すっごい頭おかしいやつができるのかなと思ってました。実際見てみたら、スライムの蛍光色とかもかわいいですよね。撮ってるときはかわいげなかったんですけど。

JOJO:見どころがあって。ウイカちゃんがバケツをかぶるときに目線をこっちくれるんですよ。

一同:あははは!

JOJO:あと、テンちゃんが消火器を使うところの表情がすごいんですよ。これちょっと本気入ってるかも? っていうところがかわいいです。あと、サキちゃんはギターをうまく壊せなかったんだよね。

カミヤサキ(以下:サキ):監督に「壊してみようか」って言って頂いて、何回もブロックに叩きつけたんですけど、結局壊れなくて。半壊くらいまではいったんですけど、破片がスネに当たって血が出たりして。

JOJO:だんだんうまくなると自分が傷つかずにできるようになる(笑)。

サキ:でも、めっちゃ快感でした。

―監督はrokapenisこと斉藤洋平さんですよね。

JOJO:はい。彼も非常階段のファンで、いつか一緒にやりたいって言ってくれていたので。PVはコアな感じにしようと思っていたので、そういう意味で彼が一番旬な人じゃないかと。その真逆で、ジャケットはすごいポップで。

―MEMOさんの80'sテイストのイラストですよね。

JOJO:非常階段始まって以来のキュートなジャケット(笑)。美川さんがなかなか似なくて、サングラスかけさせてもらいました(笑)。

ファーストサマーウイカ(以下:ウイカ):アー写の美川さんは半端なくこわいんですよね! 暗闇でボンヤリ見えていて。

JOJO:本人は目立たないようにとか言ってたけど、逆に目立ってる。怪しい(笑)。あと今回、トレカも入るんですよ。BiSの6人と、非常階段の3人と、あと全員集合の10種類かな。

―非常階段のトレカはやばすぎですよね(笑)。

JOJO:研究員さんがいっぱい買うじゃないですか。「開けても美川、開けても美川、ちっともミッチェルが出てこない!」ってへこんでくれたら成功。

一同:あははは!

―いや、むしろ「ミッチェルかよ! 美川さん出ないよ」ってツイートが増えると思います(笑)。

ミッチェル:研究員のみんなは非常階段さんのトレカ喜ぶと思います。「美川さんが欲しいからミッチェルとトレードしてくれ」って。

JOJO:そんなことないでしょう(笑)。でもライブも楽しいだろうし、CDもこうやって楽しいから、本当にいい企画だなって思います。

■原曲のよさとは違う感じを引き出して、ノイズをかぶせながら作りました。(JOJO広重)

―CDとレコードで音を変えてるのもいいですよね。

JOJO:レコードの方がノイズ多めで。スタッフの方が、そっちの方がかっこいいって言うんですよ。「ノイズ多めの方をCDにしませんか」って言われて、僕らの方が「それはやめときませんか」って(笑)。非常階段が遠慮するっていう珍しいパターンでした。

―既発曲に関してですが、ミックスも非常階段側でやられているんですよね。

JOJO:はい。パラのデータを頂いて。バラバラにしてみると、男性コーラスが入っていたりとか、じつはものすごく色んな音が入っているんですよね。こんなに重厚な作りをされているんだなと。エンジニアの人もすごく感動していましたね。原曲のよさとは違う感じを引き出して、ノイズをかぶせながら作りました。

―その男性コーラスも聴こえるよう前に出たりしていますよね。

JOJO:はい。ミックスはかなり凝ってます。“hide out cut”は泣かせる曲ですけど、ノイズが入ることでもっと泣かせる曲になってると思います。

―ノイズをオーバーダブしていくなかで、難しかった曲はありますか?

JOJO:“hide out cut”は一番気を使いましたね。他の曲はパンクなノリなので、僕らが今までやってきたスター階段とか原爆階段とか、そういうノリでできちゃうんですけど、この曲はセンチメンタルな感じを生かしたいし、ノイズも聴かせたいしというところで。パンクロックだと勢いでできちゃうんですけど、これは歌詞が聴こえないとダメじゃないですか。レコーディングする前に、美川さんが歌詞カードを見ないで曲を聴いて自分で書き起こしたんですよ。

一同:えー!

JOJO:歌詞がすごくいいし、iPodで毎日聴いてるんだって言っていて。彼の気合もすごかったですよ。普段はノイズなので即興なんですけど、僕も美川さんも、曲のことをキッチリわかって反応しながらやっている。そのへんの味付けもよくよく聴けばわかるかなと。

ウイカ:その話を聞いたら、逆に歌を抜いたのを聴いてみたい(笑)。

JOJO:それはじゃあ、カラオケに入ったときにね。

―カラオケ音源作れるんですかね(笑)。

JOJO:それを歌える人いるのかな(笑)。

一同:あははは!

■僕自身も世界で最先端のことをやってるつもりです。こんなバンドどこにもないですよ。(JOJO広重)

―お話を聞いていると、JOJOさんがすごく楽しそうにしていらっしゃるなと(笑)。

JOJO:めちゃめちゃ楽しいよ! 当たり前じゃないですか。こんなに若くてかわいい女の子たちと仕事ができるんですよ。いつも暗くて小さいライブハウスでおっさんたちを相手にしてるんだから、普通の人間だったらこっちが楽しいに決まってるでしょ(笑)。

―そうですね(笑)。ここ最近のJOJOさんは、エビ中のDVDに占い師として登場したり、アイドルとの交流が増えてますよね。

サキ:私もびっくりしました。あのDVDを見たときはまだBiSに入る前で、非常階段さんも知らなかったんですけど、エビ中の瑞季ちゃんの名字を考えるっていうコーナーに出ていらっしゃって。そうしたらつい最近、JOJO広重さんがあの方だったっていうのを知って、テンションが上がりました。

JOJO:よくご存知で(笑)。あれはディレクターの悪ふざけに近いですよね(笑)。

―そういう流れで見ると、今回のコラボも自然に見えるというか。

JOJO:僕は30年近くアルケミーレコードをやっていて、赤痢とかANGEL'IN HEAVY SYRUPとかの女の子バンドをプロデュースしてるんです。だから女の子の気持ちもある程度はわかるし、やっぱり、女の子が音楽をやる期間ってすごく短いんですよ。ガールズグループはどうしてもいつか解散していきますよね。だいたい結婚とか出産とか喧嘩とかでやめちゃうのが普通ですから。だから、僕たちBiS階段っていうのも今がまさに、一瞬の輝いてるときだと思うんですよね。それを共有できているのが嬉しい。僕はそれがもっと輝くようにアプローチしたいと思ってます。BiSは来年解散っていう話が出てますけど、もしかしたら終わっちゃうかもしれないその前の数か月で、僕ができることがあれば何でもしようっていう気持ちです。本当は海外に連れていきたい。これ、海外でやればめちゃめちゃウケますから。

―やっぱりそう思われますか。

JOJO:初音階段は話がきて、来年2月にロンドンでやるんです。イギリスの雑誌とレーベルから、「BiS階段のビデオはエクセレントだね」っていうメールが来ましたよ。非常階段は海外の方が知られてるから、当然BiS階段もチェックしてるので。

ウイカ:えー、どうやったら海外行けるんですか。

JOJO:簡単に行けると思いますよ。これまでのノイズの文脈からすると、ものすごく特殊ですよね。若い女の子たちが、ノイズをわかってああいうパフォーマンスをするっていうのは、海外のメディアからすれば信じられないでしょう。僕自身も世界で最先端のことをやってるつもりです。こんなバンドどこにもないですよ。

―今、日本のアイドルが少しずつ世界に広がっているし、それと、昔から海外に強い日本のノイズが合体してるのってすごく魅力的に見えるでしょうね。

JOJO:クールジャパンですよね(笑)。

プー:海外でライブやりたい! BiSは解散するって言ってるけど、BiS階段は解散するって言ってませんから。

一同:あははは!

―そんな手があったか(笑)。8月にはWWWでレコ発ライブがありますが、BiS階段ってリハとかするんですか?

JOJO:スタジオに入ったりして? 非常階段ですよ、リハなんてやるわけないじゃないですか(笑)。

サキ:うわわ~。

JOJO:当日の本番前のサウンドチェックで十分です。ステージアクションのためのものは用意しますけど。すごく楽しみにしてるんですよ。お前ら見てろよ、想像以上にひどいことしてやるぞって。必死になってチケット取って一番前に来たのに、こんな目に遭うんだっていうことね(笑)。

―最前とったのに、後ずさる結果になるかもしれないという。

JOJO:そうなっていただけたら最高です。いっぱいやりたいことはあるんですけど、みんなはWWW出禁になったら大変だもんね。

のぞしゃん:大丈夫です!

―笑顔で即答(笑)。

プー:おしっこくらいならね。減るもんじゃないし。

JOJO:聖水とか言ってる人いますけど、プー・ルイちゃんがやるわけないじゃないですか。プー・ルイちゃんがやるならチャージ3000円とかなわけないでしょ(笑)。

ミッチェル:チャージ(笑)。

―値段の問題なんだっていう(笑)。でもそれこそ聖水とかって、その時代に対するカウンターだったりするわけで、今やったところで意味は全然違いますよね。

JOJO:僕自身、ステージで血を流すとかおしっこするとか、すごいこととは思ってないんですよ。あの時代にそういったパフォーマンスをしてたことに意味があったわけで、実際に現場にいたのは数十人ですよ。でも、それを後で知った人が何千、何万といて、そういった人たちが追体験してみたいっていうことだから、時代も状況も違うけど、近いところを見せてあげようかなっていう。今回のビデオで、スターリンとかハナタラシとかをオマージュしましたけど、そういうのをすごく大事にしていた人たちが、茶化されたんじゃないかなって気持ちになるかもしれない。ただ、JOJO広重本人がやっているので、ムカついても言えないけど(笑)。これがチャチなバンドがオマージュしてたら、めちゃめちゃ叩かれてますよ(笑)。で、そういう人たちに対する答えをどうするかっていうのは、WWWに来てもらっても喜んでもらえるようなライブをするしかないと思ってます。だから、歴史に残るようないいものにしたいと思います。

BiS:はい。

JOJO:みんなはそれができると思ってますよ。
(この記事は音楽(CINRA.NET)から引用させて頂きました)



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