最近よく思い出す出来事があります。

幼い頃、
ヴァイオリンの先生に、演奏が下手だと言われました。
涙をポロポロ流しながらレッスンから帰って来た私に、
たまたま遊びに来ていた祖父が一言。

「大丈夫。綾子の才能にまだ気づいていないだけ。
私は綾子の音楽に対する情熱を知っているから。」


当時の私の演奏に、
才能があったかどうか・・。
今思い返しても、子供のギコギコとした音で、
才能の欠片も見当たりません(笑)

でも、祖父は敢えて「ある」と言い切ってくれた。
なにもないのに。

 

学生の頃は、実際に得た「結果」や「実力」なんかよりも、
「人の言葉」で何度か自信をなくし、挫折しかけました。
でもその度に、こうした周りの温かい一言で自信と勇気を取り戻し、
今でも大好きなヴァイオリンを続ける事が出来ています。


たった一言で、
自信を奪う事も、自信を与える事も出来、
結果歩む人生までも変えてしまうかもしれないのですね。

 
みなさまは、
誰かの為に発した言葉・・
自分自身が左右された言葉・・
どちらの方が記憶に残っていますか?




石川綾子 



(この文章は以前ブロマガで書いたものですが、
こちらにもアップさせて頂きました。)