「K-1の歴史はリベンジの歴史―。」
明日のUFCで元K-1GP王者マーク・ハントが前UFCヘビー級王者ジュニオール・ドス・サントスと激突します。
マーク・ハントと言えば数年前、K-1ルールの1試合を含め6連敗を喫し、どん底からのUFC参戦で「まさか」の4連勝をあげ、奇跡の復活を果たした訳ですが、逆境からの復活を果たした姿はまさに“K-1の概念”を体言してるようです。
そういえば、ミルコ・クロコップもPRIDE無差別級GPを制した時は、前年に王者ヒョードルに破れ、どん底を味わってからの復活を果たして、優勝した時の姿は、まさにK-1ファイターとしての“生き樣”を体言してるようだった。
そう。その姿はK-1の原点である「リベンジ」と言う概念をもたらした鉄人アンディ・フグが挫折を味わってから、K-1GPを優勝した時の姿と被って見えたのだ。
屈辱が、挫折が、絶望がファイターを変える―。それがK-1だった。
その魂は現在、総合格闘技という別の競技で戦うマーク・ハントにも、脈々と受け継がれています。
Kヲタの私が、UFCと言う総合格闘技最高峰の舞台でK-1 REVENGEを体言しているマーク・ハントの戦いに感情移入しないわけがない。
マーク・ハントは今やKヲタ達だけではなく、日本のMMAファン達の最後の希望にすらなってしまいました。
逆境にこそ、咲く花があるー。
その花は満開に咲き誇るのか。
それとも、日本格闘技ファン達の夢と共に散るのか。
K-1GP2001王者マーク・ハントのK-1 Revengeに期待します。
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