葛城の迷宮 -82ページ目

『ブラック・スワン』

アート系スリラーっぽく作られた、トンデモ映画


ニューヨークのバレエ・カンパニーに所属するニナ(ナタリー・ポートマン)は、元ダンサーの母親エリカの過剰なまでの溺愛のもと、人生の全てをバレエに捧げていた。
フランス人監督のトマス(ヴァンサン・カッセル)は、プリマバレリーナのベス(ウィノナ・ライダー)を新作『白鳥の湖』には用いず、ニナを含めた新人のプリマを新たに抜擢しようと考える。
しかし、純真な白鳥の女王だけでなく、邪悪で官能的な黒鳥も演じなければならないこの難役は、優等生タイプのニナにとって非常に困難な挑戦だった。
さらに黒鳥役をその身で体現しているかのような奔放な新人ダンサー、リリーの出現も、ニナを精神的に追い詰めていく。

やがて役作りに没頭するあまり極度の混乱状態に陥ったニナは、現実と悪夢の狭間をさまよい、自らの心の闇に囚われていくのだった・・・・・・。

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脳天がビリビリするほど刺激的。
『白鳥の湖』サイコー!!

こんなマニアックな作品を、家の近くの映画館で大スクリーン・大音響のもと、楽しめるなんて思わなかった。
(この手の作品は、都市部のアート系単館での公開が多かった)


クラシックバレエの映画が目当ての人、方向が全然違います!!
ナタリー・ポートマンだけが目当ての人、覚悟して下さい!!

クラシックバレエの世界を舞台に痛みを散りばめられた、
トンデモ映画です!!


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最近だと、デビッド・フィンチャー監督作品が好きな人、昔だとデビッド・クローネンバーグ作品が好きな人はかなりハマれます。
上記の理由や少女マンガチックな作品と思って観に行ってしまうと、ドギツい表現にスクリーンを正視できないかも・・・。

今敏監督作品の『パーフェクト・ブルー』から拝借したような場面や、どこかで見たような演出も見られるけど、強引に混ぜ合わせた感じ。(いい意味で)


作品の完成度としては、『ソーシャル・ネットワーク』『英国王のスピーチ』の方が高いんだろうけど、クライマックスでこんなにカタルシスを得られたのは久しぶりのような気がする。
だって劇中のニナと一緒に鳥肌が立ったもんね!!

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アナキンに続いてパドメまでもがダークサイドに・・・

監督:ダーレン・アロノフスキー
出演:ナタリー・ポートマン
         (アカデミー最優秀主演女優賞受賞)
    ヴァンサン・カッセル
    ミラ・キュニス
    ウィノナ・ライダー
    バーバラ・ハーシー

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