葛城の迷宮 -6ページ目

『007 スカイフォール』

監督:サム・メンデス
出演:ダニエル・クレイグ
    ハビエル・バルデム
    ジュディ・デンチ
    レイフ・ファインズ
    ナオミ・ハリス
    ベレニス・マーロウ
    アルバート・フィニー



トルコ、イスタンブールでの作戦に参加していた、007:ジェームズ・ボンド(ダニエル・クレイグ)。
しかし部屋で見たのはハードディスクドライブを抜き取られたPCと、銃撃され瀕死状態の同僚ロンソンの姿だった。
彼の手当をしようとするも、上司のM(ジュディ・デンチ)からは犯人追跡を優先せよ、との非常な指示が下される。
そのハードディスクには、テロ組織に侵入している全ての諜報部員たちの情報が入っていた。
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アシスタント・エージェントのイヴ(ナオミ・ハリス)と合流し、バザールでの追跡戦の末、列車上での格闘にもつれ込む。
追跡が困難になったイヴは、揉み合う二人をライフルのスコープで捉えるが、狙撃のチャンスはもうないに等しい状況。

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「撃ちなさい!」
Mからの非常な命令に従い、イヴはライフルの引き金を引く。
放たれた弾丸はボンドに命中し、彼は列車の屋根から遥か下の激流へと転落していった・・・




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多くは奪われたが、残されたものも多い

かつて天と地を行き来した力強さは今の我々にはないが、

今も変わりなく英雄的な心を抱いている

時代と運命に翻弄され弱くなったが、

戦い、求め、あきらめぬ意志は強い



うん?
カッコ付けようと思ってMが引用したテニスンの詩を書いてはみたけれど、
中途半端な知識と劇中の訳とがごっちゃ混ぜになってる。
昔読んだ本は・・・オカンの本棚にあったっけ?
まさかテニスンも、今の英国を、秘密情報部を象徴する詩として引用されるとは思わなかっただろうな。

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注意!ちょっとだけネタバレあります!!

昔の『007』シリーズって、

英国政府の諜報機関:MI6に所属するのスパイが、
セクシーなボンドガールと協力してスマートに問題を解決!


タキシードを着たエロいオジサンが、ありえない展開で悪者をやっつけた後、
フェロモン全開の女性とお楽しみでめでたしめでたし!


と好き嫌いの反応が180度違ってる作品だった。
ダニエル・クレイグのストイックに見えるルックスがアクションに説得力を持たせて、
昔からのファンと新しいファン双方の間を取り持ってきたけど、
ぼくもそろそろユーモア溢れるボンドを見たいお年頃♪

今作はちょっぴりジョークを言う余裕もでてきたみたいだけど、
サム・メンデス監督、さすがに緊張してるのか?
真面目で、丁寧で、いっぱいいっぱいのボンド。


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『カジノ・ロワイヤル』では初々しかった、ダニエル=ボンドもすでに三作目。
歴代ボンドのような不良中年じゃなく、高校生みたいなやんちゃぶりも相変わらず。
しかし、今回は年齢による体力と判断力の低下も意識し始める。

ジェームズ・ボンドを演じると、役柄が固定されるからと敬遠する俳優も多かったみたいだけど、
彼は作品選びがとっても上手い!
他の作品ではきちんとそのキャラクターに染まってるのに、
007に戻ってくるとちゃんとボンドに見える。

そして、あいかわらずトム・フォードのスーツはタイトで決まってる!
先月阪急メンズ館で冷やかしに試着してみたけど、いやぁカッチョ良い!
ぼくもボンドに見えるんじゃね!?
なんて勘違いするほどだけど、決してアクションなんか出来ない値段だった。
クロケット&ジョーンズの靴に目標を変更するか。
バブアーのオイルドジャケットは、ダニエル・クレイグじゃないとオッサン臭くなるかな。
・・・似てるの探すか。


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初めて見たときは、”モンチッチ”(みんな知ってる?)に見えたジュディ・デンチの”M”。
現在は時折、赤木〇恵に見えるときがあるけど、イカンイカンと頭を振る。
でないと、『渡鬼』のテーマが脳内を回っちゃうよ。

今まで”M”が女性である意味があまりなかったけど、今回はとうとうボンドガールに昇格。
ちゅうか、まるでママじゃんか!!
スパイとして完全に不適正のボンドを、ママの力で無理矢理復帰。
MI6局長ってより、PTA会長。
久しぶりに二人でお出掛けする姿は、
反抗期終盤のちょっぴり照れくさい男子高校生とその母親
みたいな関係になんとなく見えない?


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最近、頭髪も存在感も薄くなってきたレイフ・ファインズ。
彼が演じるGareth Malloryは、頭コチコチの官僚かと思ったら意外と話せるタフな人。
もしかしたらボンドと一緒に現場に出たりするのかも?


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ナオミ・ハリス可愛い!!

アンジェラ・バセット、ハル・ベリーに続いて、
「これはイケる!!」(←何が?)
とぼくに思わせた黒人女優。
せめてセミヌードくらいは見たかった!!
しかし、その夢が叶うことはないのだな・・・残念!!


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取っつきにくい発明オタクのイメージは、ベン・ウィショーにピッタリのハマリ役。
Q復活!!
の噂を聞いたとき、ドクター中松みたいなキャスティングだったらどうしようかと思った。
おじいちゃんじゃないので、今後ボンドと一緒に作戦に参加したりしないかな。


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ハビエル・バルデム演じるシルヴァの、アンバランスな気味の悪さ。
顔もデカいが、存在感はもっとデカい!!
行動するたびに不意をつかれる、完璧なまでの都合の良い計画。
さっきまでカッコ良かったボンドでさえ、霞んでしまう圧迫感。
気がついたら主役なってるやん!

あの登場シーンを見た時、
「お前はギルゴア中佐かっ!!」
映画好きの人は、みんな頭の中でツッコんだはず。

そして何故にジョン・リー・フッカー!?
ボンドを混乱させるため?
いちばん混乱したのは、映画を観てたぼくだよ!
オープニングのアデルの曲も吹っ飛んだわ!!


未だにこの謎がわからん!
何故この曲だったのか、誰か教えて~!!


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個人的にサム・メンデス監督の起用は、シリーズのレベルを一段上げたと思う。

ちょっと気が早いかもしれないけど、次の作品はダンディズム溢れるロマンチックな雰囲気希望!
もちろん物語もアクションも格段にレベルアップして。
次の監督はクリストファー・ノーランなんて、イイんじゃない?
本人も乗り気みたいだし、意外と色っぽい作品に仕上げそう。
見得を切るのは上手いけど、アクション下手くそだったな。
ジェームズ・マンゴールド監督なんかアクション得意そうだし、候補にならんかなぁ。
アルフォンソ・キュアロンじゃ渋すぎるか。

悪役はネット上ではゲイリー・オールドマンが人気みたい。
確かに出演してくれれば最高だな。
エド・ハリスやヴィゴ・モーテンセンなんか、知性と凄味を兼ね備えててめっちゃ格好良さそう!

ボンドガールはジェニファー・ローレンスなんか撮影の頃にはイイ女になってるかも。
シアーシャ・ローナンはまだ早いか。
ミア・ワシコウスカはペッタンコだし・・・
あっ、ミシェル・ウィリアムズ!
決まりだな。

夫婦繋がりで、ペネロペ・クルスなんてどうだろ。
濃すぎるか・・・?