(そうだ…もっと脅えろ…)

眼に涙をため俺を見つめている
快感だ
あの女が今、俺に対して脅えている
いいようのない快感が
俺を襲っている
手足を縛り猿轡をはめ
あいつは身動きできない
裸電球に
時折俺の手にあるナイフが反射する

「どうした…なんか言えよ」

もごもごと首を振りながら
あいつは泣いている

「なんか言えよ!!」

ナイフをあいつの足元に突き刺す
身体をびくつかせ
涙を流しながら
あいつはもごもごとしている
言いようのない快感
俺の体の芯が熱くなる
俺はゆっくりと
女の首筋にナイフを充てた
女の身体が極度に震えた

(そうだ!もっと脅えろ…怖いだろ?
え?怖いよなぁ切られちゃうかも…
泣けよ…泣きわめけよ!!)

俺の身体が震えた
興奮から来る快感に
これ以上耐えられなかった

俺の手に
無意識のうちに力が入る
指先に柔らかな肉の感触が伝わる

(…はぁはぁ…)

このまま切り裂いてしまうのが
ものすごくもったいなかった
この感触を
いつまでも味わっていたい
そんな衝動に駆られていた

そんなとき…

生温かい感触が
俺の脚に生じた
足元を見る
女の股間から
液体が流れ出ていた

「てめぇ~!!」









気付くと
女は床に倒れていた
首筋に光るナイフ
その隙間から噴き出す鮮血
ひくひくと蠢く女の身体
俺の股間は最高に昂ぶっていた
ジッパーを下し
昂ぶった俺をしごき
快感が芯を貫く
噴き出した精液が
女の身体にかかる

俺は床に座り込む
脱力感でいっぱいだった





電球の周りを
蛾が舞っていた