第4話【嘘 (しんじつ)】
ある日の学食でのこと
俺は数人のクラスメートと昼飯を食べていた
他愛もない会話をしていると
ふと、俺の耳に会話が聞こえてきた
「あの秋山?・・・」
「うん。そうみたいよ。でさ、綾ったら
こっぴどく振ったみたい・・・あは。」
「へぇ~。でもさ、綾と秋山が付き合ってたなんてねぇ~」
「でしょ~。あたしも最初聞いた時は うそ!? って
思ったわよ。まして、綾が整形してたなんてさ・・・なんかねぇ~」
「そうよね~。・・・で、綾とその男はどうなってんの?」
「さぁ・・・噂だけど、やるだけやったら振られたとか
まだ続いてるとか・・・いろいろあってどれがほんとなのかわかんない」
「ふ~ん・・・でも、綾と秋山がねぇ・・・」
「でしょ~。どう見ても不釣り合いよね・・あはは」
「まぁ、そりゃそうだけど・・・
でも、綾の高校の頃って知らないし・・・
あたしら今の綾しか知らないでしょ??」
「・・・う~ん・・・そうそう!それでさ
綾、高校の頃からモデルやってるって言ってたけど
雑誌見たことある??」
「あたしはないなぁ・・・裕美は??」
「あたしも・・・だからさぁ~そのモデルの話も
ほんとなの??って感じ・・・笑」
「そうよねぇ~。・・・ところで今の話
だれから聞い・・・・」
「あ・・・来たわよ」
そう囁くように言うと二人は表情をがらりと変え
歩いてくる女性に向かい手を上げた
「綾~~!!ここよ!ここ!!」
その声に
ふと顔を上げると、トレイを持った結城 綾が
聞こえてきた会話の主の方へ向って歩いてきた
3人は新たな会話を始めた
さっきまで噂話をしていた二人・・・なんて切り替えの早さなんだ・・・
(女って・・・)
「わりぃ・・・俺、ちょっと用事あるから・・・」
そう言って、俺は席を立った
苛立っていた・・・俺は別にあいつに興味があるわけじゃない
でも、陰でこそこそ言いながら友達面してるあの二人に
苛立ちを覚えていた・・・
言いたいことがあるのなら、面と向かって言えばいい
陰でこそこそ言うなんて、一番卑怯だ!!
そう思っていたから・・・
正直、俺は昔からあまり女子にもてるタイプじゃない
別に女なんて・・・そんな風に思っていた時もある
でも、高2の時出逢った女性は違っていた・・・
その女性に、加藤彩香は似ていた・・・
加藤を見かけるたびに
俺はその女性を思い浮かべ、当時の記憶に遡っていた
(加藤は、こいつらとは違う・・・)
当時、そんな何の根拠もない想いが俺にはあった・・・
俺の後を追うように正弘も席を立つ。
「おい、祐二!ちょっと待てよ!」
今思い返すと
その頃から俺の中で何かが変わってきたように思う
何が?って言われてもわからないけど
確かに何かが変わった・・・
そう思う・・・
それから数日後
ある場所で加藤と出逢うことになる・・・
ある日の学食でのこと
俺は数人のクラスメートと昼飯を食べていた
他愛もない会話をしていると
ふと、俺の耳に会話が聞こえてきた
「あの秋山?・・・」
「うん。そうみたいよ。でさ、綾ったら
こっぴどく振ったみたい・・・あは。」
「へぇ~。でもさ、綾と秋山が付き合ってたなんてねぇ~」
「でしょ~。あたしも最初聞いた時は うそ!? って
思ったわよ。まして、綾が整形してたなんてさ・・・なんかねぇ~」
「そうよね~。・・・で、綾とその男はどうなってんの?」
「さぁ・・・噂だけど、やるだけやったら振られたとか
まだ続いてるとか・・・いろいろあってどれがほんとなのかわかんない」
「ふ~ん・・・でも、綾と秋山がねぇ・・・」
「でしょ~。どう見ても不釣り合いよね・・あはは」
「まぁ、そりゃそうだけど・・・
でも、綾の高校の頃って知らないし・・・
あたしら今の綾しか知らないでしょ??」
「・・・う~ん・・・そうそう!それでさ
綾、高校の頃からモデルやってるって言ってたけど
雑誌見たことある??」
「あたしはないなぁ・・・裕美は??」
「あたしも・・・だからさぁ~そのモデルの話も
ほんとなの??って感じ・・・笑」
「そうよねぇ~。・・・ところで今の話
だれから聞い・・・・」
「あ・・・来たわよ」
そう囁くように言うと二人は表情をがらりと変え
歩いてくる女性に向かい手を上げた
「綾~~!!ここよ!ここ!!」
その声に
ふと顔を上げると、トレイを持った結城 綾が
聞こえてきた会話の主の方へ向って歩いてきた
3人は新たな会話を始めた
さっきまで噂話をしていた二人・・・なんて切り替えの早さなんだ・・・
(女って・・・)
「わりぃ・・・俺、ちょっと用事あるから・・・」
そう言って、俺は席を立った
苛立っていた・・・俺は別にあいつに興味があるわけじゃない
でも、陰でこそこそ言いながら友達面してるあの二人に
苛立ちを覚えていた・・・
言いたいことがあるのなら、面と向かって言えばいい
陰でこそこそ言うなんて、一番卑怯だ!!
そう思っていたから・・・
正直、俺は昔からあまり女子にもてるタイプじゃない
別に女なんて・・・そんな風に思っていた時もある
でも、高2の時出逢った女性は違っていた・・・
その女性に、加藤彩香は似ていた・・・
加藤を見かけるたびに
俺はその女性を思い浮かべ、当時の記憶に遡っていた
(加藤は、こいつらとは違う・・・)
当時、そんな何の根拠もない想いが俺にはあった・・・
俺の後を追うように正弘も席を立つ。
「おい、祐二!ちょっと待てよ!」
今思い返すと
その頃から俺の中で何かが変わってきたように思う
何が?って言われてもわからないけど
確かに何かが変わった・・・
そう思う・・・
それから数日後
ある場所で加藤と出逢うことになる・・・