昭和36年7月30日

僕はこの世に生を受ける

当時、カラーTVはもちろんのこと、携帯電話・電子レンジ・ビデオ・DVD

インターネット・車などなど

今ではごく当たり前に存在する物が存在しなかった時代

あれからおよそ50年・・・

ありとあらゆるものが存在し

そして氾濫する時代・・・

科学の進歩と共に人々はそれらの恩恵を受けてきた

当時の人々に

今の世界を想像していた人はいるのだろうか・・・

悲惨な戦争による喪失感は

高度成長と名を変え、人々を復興への意欲に掻き立てた

その結果、日本は世界で№2の経済大国へのし上がった

だが

光あるところに必ず影はできる・・・

核家族は進行し、いつの間にか家族間のきずなもあやふやなものに

変化した。学歴偏重は極度に増加し

「勝ち組」・「負け組」の言葉が氾濫しそれと共に

格差は広がるばかり

人と人の信頼感は薄れ、家族間の殺人まで起こる始末・・・

当時、30代から50代の生産の主力を担っていた人々は

こんなことを望んで復興に励んでいたのではないだろう・・・

だが結果として、今のこの世の中が生まれた

・・・

昭和56年、僕らは社会人として動き始めた

あれから28年

僕たちの世代は、何を生み出してきたのだろうか

そして僕たちが生きてきた時代は

後の世代にどんな形で受け継がれるのだろうか・・・

父が死んだ年齢まであと4年足らず

奇しくも次男坊が高校3年になる年・・・

その時僕は何を感じるんだろう・・・

・・・

今思い返すと

ここまであっという間の出来事だったように感じる

これから先、あと何年生きているのかわからないけど

願わくば

大病をせず、元気に生きていたい

それだけで十分だと

このごろ思うようになった

・・・