暗く冷めた空間に数々の星たちが瞬く

その光は過去のものとも現在のものとも

言いようのない光

星たちの光は

はるか遠い宇宙(そら)から

何千、何万年ほどの時間を経て

地球に降り注ぐ

いま目にしている光の主は

ひょっとしてもう居ないかもしれない

そう思うと

その輝きは、消え去る前のほんの一時の

最後の輝き・・・

その輝きの中に

切なさを感じるのは僕だけではないかもしれない

・・・

数々の夜空に輝く光の中で

ひときわ大きな輝き

それが月(ルナ)

宵の明星のビーナスが西の空に輝くころ

まだルナはその輝きを見せない

ビーナスの姿を夜の帳が包み込む頃

ルナはその輝きを放ち始める

ルナはその輝きをもって

生命に安心と安らぎをもたらす

ルナはその輝きをもって

生命に安住の眠りを与える

・・・



ねぇ、ルナ

君の安らぎの場所はどこ?