Side-4 solitude
数日後
僕はその日の食料を探すために
村へ降り、残飯を漁っていた
・・・・・
生まれたときから醜かった僕は
人々から忌み嫌われ
いつしか家族ともども
村はずれの高台へと追いやられていた
父も母も僕を愛してくれた
でも・・・
物心付く頃、父は若い女と共に居なくなった
残された母は酒に浸り
僕に虐待を加え
夜になると村へ降り、娼婦さながら
生計を立てていた
だけど、それも長くは続かない
父が居なくなって1年後のある夜
僕の寝ている間に居なくなった・・・
・・・
その夜、僕は足音で目を覚ました
母の足音・・・
体をこわばらせ毛布を被っていた
(またたたかれる・・・)そう思っていた
ゆっくりと部屋の扉が開き
母が入ってきた
ベッドの脇に立つ母
僕の頬に温もりを感じた
母は僕の頬をなでながら、一言だけ言った
「ごめんね・・・」
やがて、扉は閉まった
朝、目覚めると母の姿はなかった