Side-2 a blood-stained handkerchief
僕の容姿は醜かった
村の人々は皆、僕を避けた・・・
僕にはそれが普通だった
聖誕祭の2日後、僕は用事を言い付かって
村へ出ていた
道すがら、子供たちは僕に石を投げつける
でも、僕には普通のこと・・・
僕の額に石が当たった
一瞬ふら付き、僕は膝を落とす・・・
その痛さに蹲り、呻き声を上げた
(おまえら・・・いつか必ず・・・)
「何をしている!!」
突然、僕の後ろで声がした
子供たちは一斉に走り去る
「だいじょうぶかい?」
僕の肩越しに声が近づく
(あ“・・・この香り・・・)
彼は、ポケットから白いハンカチを取り出すと
僕の額に当て、流れ出る血を拭い取った
赤く染まるハンカチ・・・
僕はそれを奪い取るように手にすると
精一杯の声で言った
「これ・・・洗って返すね・・」
「そんなこと・・いいのに・・」
僕は、恥ずかしさで彼を見ることができなかったけど
彼の口調は、心なしか笑っていた
・・・
僕には、そう感じたんだ・・・
そして
彼の柔らかな声に僕は・・・
興奮していた