今日、体育館工事完了に伴う
消防と建築指導課の検査があった
建物に適正な消防設備が設置されているか
建築法規に照らし合わせて問題はないか。。。の検査
実質、この検査が合格しないと
建物は使えない。。。
午前中に消防の検査(主は電気と機械設備)
午後からが、文字通り建築の検査
僕達、建築の現場監督にとっては
工事期間中の最大のイベントになる
施主(今回は学校の体育館なので教育委員会)
設計事務所
僕達現場関係者
テーブルに書類と工事写真のファイルを並べ
検査員を待つ
検査員到着。。。
挨拶を済ませ、書類審査に入る
無言のまま書類と工事写真を見始まる検査員
みな無言でその様子を見る
室内が静寂になる
聞こえるのは
ただ、ファイルのページを開く音だけ。。。
10分・・・20分・・・
時間が止まった様な気分(笑)
40分ほど書類を見ていたか・・・
「では、現場を確認します」
図面を手に検査員が立ち上がる
工事前に提出された確認申請の図面を元に
検査が進む
建物の内部を図面と照らし合わせながら歩く検査員
内部が終わり外部へ出る
法的なものを見る検査。。。
出来映えは問題としない
一通り見て事務所へ戻り総評になる
「一部軽微な変更部分があるので
必要書類を提出願います」
・・・・・
検査終了
僕たちは、工事開始からこの日の為に
現場を管理する
この検査に合格しないと
いくら建物が出来上がっていても
実際には使えない
『合格』・・・だった。
今回の工事では、同じ市内に
中学校の体育館工事がほぼ同時期に始まっていた
監理も同じ教育委員会。。。
否が負うにも比べられてしまう
最後、帰り間際に担当していた課長補佐が
所長だけにこう言ったそうだ
「出来映えは、こちらの方が良いね
お疲れ様」・・・
表立っては役所の立場としては言えない
だから所長を呼びとめ、こそっと言ったそうだ
物を作る人間にとって
相手に喜んでもらえるのは
無償の喜びだ
正直、この一言の快感を得るために
毎日仕事をしていると言っても
過言ではない
僕にとって、鬱から復帰して最初の現場管理
正直不安だらけで始まったのは確かだ
(まともに管理出来るのか・・・)と
数多くの人たちの力によって作られた建物
限られた工期
限られた予算
施主・設計・学校側から数多く来る要望
その中で、より良い建物を作る。。。
差益は減った(笑)
でも、相手に喜んでもらえた
僕自身はそれでいいと思っている
僕も、この現場で失いかけていた
自信を少し取り戻せたような気がする
18日に、市の管財課の検査が残っている
まだ気を抜くわけには行かない
でも。。。山は越えた
22日には事務所を解体する
去年8月盆明けから動き始めたこの工事も
終わりを迎える
ブログでこんなことを書くのもどうかとは思う
が。。。
今回の工事に関係した
全ての人々に言いたい
『ありがとう』
そして
この体育館から
巣立っていく子供たちへ
『がんばれ』
平成20年 3月 4日