【星の光-2】


夜空を彩る星の光たち

先人たちはその光に何を想い

何を感じ。。。そして

何を願ったのだろうか。。。


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その昔

現在のペルシャ湾の中央に孤島があった

島の名は『アンダルシア』。。。

島の中央にそびえる山

海に生きる人々にとって

その山は道標となっていた

そこに住む一組の夫婦

夫の名は、ペルセース

妻の名を、カシオピアン

昼はのろしを焚き、標とし

夜はたいまつを焚き、標とし


ある日、二人の間に子供が生まれた

女の子だった

二人は、島の名を受け『アンドロメダ』と名づけた

少女は幼い頃から笛を吹くのが好きだった

草木を用い吹くその音は、海を渡る人々を

魅入らせた

成長するにつれ美しくなっていく少女

その笛の音とともに

少女の噂は沿岸諸国に広まり

果ては、大陸中央の諸国まで伝わった

大陸の王ケファイオスは、少女を我が物とせんと

軍を進めた

沿岸諸国にとって、その行為は【侵略】と映った

海神ポセイダルはその慢心な行為を止めるべく

海から立ち上がった

空は荒れ

風は吹き荒れ

雷光は轟き

木々はなぎ倒され

軍は歩を止め

その威力に恐怖した


ケファイオスは軍を退かせた

だが、そこには

壊滅した沿岸諸国のみが残った


アンドロメダは悲しみにくれた

海を渡る人々の笑顔

その笑顔が消えた

自らのせいと思い込んだアンドロメダは

二人の親に願い

両手を鎖で縛らせ

海に身を投げた

泣きながら娘を縛った二人は

声を上げ天を呪った

島から標が消えた


海神ポセイダルは怒りに任せ犯した

自らの愚にその力を封印し海の底深く消えた

大神ゼウスは

標なき海に光を取り戻すべく

アンドロメダを天へ導いた

その姿は

アンドロメダの願いもあり

鎖で岩に両手をつながれた姿となった

島の天頂にその姿は光り

新たな標は甦った

人々はその姿を見るたび

慢心で動くことの愚かさを心に刻んだ


アンドロメダ座の神話。。。


天命を全うした、ペルセースとカシオピアンの

二人もその傍に星となって光りを放った

ペルセウス座とカシオペア座として。。。


本当かどうかはわからない


遠い遠い昔のお話・・・・・