ドアを開けたときの風景は、いまだに僕の脳裏から離れない・・・
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ドアを開けたとき、僕は一瞬自分がどこにいるのか見失った
暗い部屋に赤々と照らされるライト・・・
目の前に立つ、ボンデージ姿の女性・・・
BGMにかかる、ハードロック・・・
「ドアを閉めろ!」
その声でようやく僕は我に還った
「なにしてる!こっちへ来て服を脱げ!」
その言葉に、夢遊病者のように歩く僕・・・
頭の中とは裏腹に、身体がその言葉を求めている
・・・そんな感じを持っていた
言われるがままに、ベッドの脇にあるクローズBOXに服を入れる
パンツ1枚になった僕は立ちすくんでいた
・・・自分がこれから何をされるのか・・・
・・・自分がこれからどうなってしまうのか・・・
頭の中がパニ繰っている
でもそれ以上に、快楽への予感が全身を貫いていた
由香里はつかつかと僕の脇へ来て、両手に手錠をはめた・・・
僕を見る由香里の瞳に妖しい光を感じていた
「・・・初めてか?」
そう問いかける由香里の言葉に、僕は無言でうなずいてた
「四つん這いになれ」
高鳴る胸の鼓動を抑えながら四つん這いになる
頭の中で声が聞こえた
(・・・どうしたんだ・・・俺・・・これって・・・)
背中に激痛が走った
由香里の右腕から解き放たれたムチが僕の背中を走った
「う”・・・」
二度三度鞭打たれる背中・・・
痛さで声も出ない・・・だがなぜか、股間は硬くなった
頭の中が麻痺し始めている・・・それは感じていた
鞭打たれたあと由香里の指先が背中を這う
痛みの後に来るやわらかな温かい感触・・・
その温かな感触を受けたくて痛みを耐えた
温かな感触が僕の身体の芯から快感を呼び起こした
自分でも気づかないうちに、トランクスはテントを張っていた
うずくまり耐える僕、突き出された尻に新たな痛みが生じた
由香里の履いているハイヒールのかかとが僕の尻に突き刺されていた
背中を這う指の快感と尻に食らっている突き刺す痛みが
快感をさらに高めていた
由香里の声が耳元で聞こえる
「・・・どうして欲しい??」
その声に無意識に僕の口は動いた
「しごいて・・・しごいてください・・・」
「しごく?・・・なにを・・・なにをしごくんだよ!え!?」
「・・・ち・・ちんぽ・・・」
「ちんぽ?・・・ちんぽをどうして欲しいんだよ!?」
「ちんぽ・・・しごいてください・・・」
「・・・おねがいします・・・は?」
「おねがいします・・・ちんぽしごいてください!!」
無造作に剥ぎ取られるトランクス
恥ずかしさに顔が赤らむのを感じた
背中から由香里の手が僕の股間に伸びる
背中に突き刺さる左指の爪
それと同時に右手でしごかれるちんぽ・・・
痛みと快感がぐちゃぐちゃに混ざり頭の中が真っ白になっていく・・・
右手の動きが激しくなり
僕はあっという間に射精していた・・・
・・・・・
僕は放心状態でうずくまったまま
股間の高ぶりはまだ収まっていなかった
耳元でまた、由香里の声・・・
「これが、あなたの本音・・・」
・・・・・
快感の波が引かぬまま僕はその声を聞いていた
・・・・・
やがて僕は仰向けに床に転がされていた
これからやってくるであろう快感を求めるかのように
僕の目は虚ろにゆがんでいた・・・
・・・・・