窓をたたく雨音で目が覚めた

遅くまでの仕事で頭が働かない・・・

(また雨かよ・・・)苛立つ・・・


《トントン》・・・部屋のドアをノックする音

(あ”ん・・・なんだこんな時間に・・・)

空ろな頭のまま起き出し立ち上がる

《トントン》・・・繰り返されるノック

「はい。ちょっとまって・・・」


玄関へ行きドアスコープを覗く

ドアの前に立つ女・・・

「・・・どなたですか?」

覗きながら声をかけた

「・・・・・」

女の口元が動く

どこかで見たような気もするけど・・・

ドアチェーンを外しドアを開けた

「だれ?」

・・・・・

うなだれていた顔を上げる女・・・

・・・・・

「・・・痛い・・・」

その瞬間女が僕に飛び掛ってきた

首を絞められ薄れ行く意識の中に蘇る光景・・・

(・・・そうだ・・・さっき・・・車で跳ねた・・・お・ん・な・・・だ・・・)

・・・・・

意識が暗闇に引き込まれた

・・・・・