一気にドアを開けるとそこにはいつも見慣れた階段と廊下が。
何もいないのが当たり前だ。
そう思いスタジオ番のいる受付に飛びつきました。
そのスタジオ、今でもたまにいく吉祥寺のリンキーディンクスタジオでして、地下はライブハウスの吉祥寺ワープ。
バンド時代から今でも交流がありますが、もちろんそのスタジオ番の人とも仲良かったので早速、起きた出来事を話しました。
人ではないけど絶対にこっちを見ていた。足がなかった!終わった。
そう伝えると、このビルは昔から出るという返答が。どうも家族が出るようでスタジオの部屋別に出る人が違う。
僕の部屋は少女が出る。
そう言われました。
恐怖体験をした直後にその恐怖を超えてくる恐さに出会ったのはその時が初めてでした。
僕がスモーク越しに見たなにか。
はっきり見えないけど、頭ではわかるのがおかっぱの少女だったということです。
もちろんその日は練習はせず、酒を飲みました!
スタジオで練習するのも億劫になりましたが、気にしてはならない。
別の部屋でやろう。
でも他の家族が出てきたら。
考えてもキリがないけど、臆病になりましたが、
結局ライブを迎え、今思えばぐだくだやってましたが、無事にウケて終わって安堵しました。
まだ、本格的にお笑いをやる前だったのでなおさら舞台でお笑いやる快感を覚えた貴重な経験でした。
そして、それを機にまた、そのスタジオの部屋にも入れるようになりました。
前はあんなに恐かったのになぜかその時はとても落ち着く。
スモーク越しに見たおかっぱの少女顔はよく見えなかったけど、なんか笑ってたような気がする。
そう思うと座敷童のようだと思いました。
俺のお笑いを見にきてくれてたのか!
なんだかすごいあったかくなってきて
僕はまた、毎回そこで練習をしてノリにのるとまた出てきてくれ!と願ったこともありました。
長くなりましたが、こんなこともありお笑いを今までやってきましたが、
あれから、少女は一回も出てきません!
だからウケてません!
ぶさけるな!出てこい!笑ってくれ!
ウケさせてくれ!
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