片目の猿の国に紛れ込んだ 両目の猿たち
奇異な目で見られ 迫害される両目の猿たち
この国では 片目が普通
みんながそうだから
この国で生きていくために 両目の猿たちは
一匹一匹と 自分の片方の目を自ら潰していく
そして 片目の猿として受け入れられ 生きていくのである
だが 一匹だけ
どうしても 自分の目を潰すことができなかった
目を失うのが怖いのではなくて
目と一緒に「自尊心」を失くしてしまうのが怖かったから
「自尊心」は毅然と生きていくための最後の砦
納得できないのに自分をごまかしてまで 仲間になる必要はありません
「自尊心」だけは守り通します
前のブログから持ってきた
くじけそうなときや流されそうなときは
この話を思うの
最後に残された猿は
結局 一人ぼっちで死んでしまうのだけれど
最後まで誇りを捨てませんでした
この猿のこと愚かだと思いますか?