真言宗智山派 延命山 亀龍院 通称:亀薬師堂(えんめいざん きりゅういん : かめやくしどう)

亀龍院の紋

亀龍院の寺紋は「亀甲(きっこう)」。
左より「亀甲」「真言宗輪宝(少し形状が違う)」「真言宗智山派紋:桔梗」。

亀薬師
「京の三薬師」に数えられる寺。
京の三薬師とは「因幡薬師(平等寺)」「蛸薬師(妙心寺)」「亀薬師(亀龍院)のこと。

元々は方一町のかなりの大きさの寺であり、本尊は愛染明王(日の出愛染明王)であったようだ。
寺の薬師堂が現在地の亀龍院である。現在の本尊は大聖不動明王。
通称名にもなっている「亀の背に立った薬師如来」は非常に珍しい。
この薬師如来の逸話が非常に興味深い。
「浦島太郎」の息子が龍宮へ行った際(里帰り?)、乙姫(つまり母ちゃん)に持たされたのがこの薬師如来であるという。

因みに「亀」とは故事などに登場する亀(蓑亀など)ではなく、耳のある亀である。
正確に言うと亀ではなく「贔屓(ひいき)」という。依怙贔屓の語源。
贔屓は簡単に言えば龍の子である。
亀龍院の通称亀薬師は残念ながら第二次大戦の混乱で紛失。
現在の亀薬師は2001年に戦前に撮られた写真を元に制作されたもの。
贔屓は浦島太郎の息子の逸話に相応しく海亀を意識制作されたとのこと。


贔屓


亀龍院は祇園祭前祭宵山の期間の7/14~7/16の18:00~23:00頃まで空けておられます。
御朱印を頂くのはこのタイミングしかありませんのでご注意ください。

朱印