PS3 GOD OF WAR III レビュー
ジャンル:アクション
プレイ時間:約30時間
プレイ状況:本編タイタン(難しい)クリア プラチナトロフィー獲得済
特記事項:Z指定(18禁)
■構成
SCEAサンタモニカスタジオが放つアクション大作の完結編。
ギリシャ神話をモチーフに狂戦士クレイトスの復讐劇を描く。
固定視点で進んでいく3Dアクション。
このご時勢で視点変更ができないのも珍しいが
カメラワークが非常にうまく、見易さも追求されているためほとんど苦にならない。
むしろ固定だからこそできる演出なども多数。
フレームは可変で30~50FPS前後か。
全編60FのGOWコレクションを遊んだ後だと少し違和感があるが30分も遊べば慣れてくる。
Z指定なためグロテスクな表現が多い。
血がドバっと出たり、切断系が苦手な人にはきついかも。
■戦闘、アクション
四種の武器、魔法を駆使して神への復讐を成し遂げていく。
レスポンスやボタン配置はシリーズをほぼ踏襲していて問題なし。
右スティックによる回避は直感的な操作が可能でやはり動かしやすい。
新技が増え、コンボ途中の武器変更がスムーズになったので新たなコンボを探す楽しみがある。
最初は武器四種のうち三種が似たような軌道の武器なので飽きやすいかもしれないが
武器のレベルを上げてやることで各武器の特性が伸び、扱いが大きく異なってくる。
指定されたボタン、レバー操作をすることでトドメや大ダメージを与えるCSアクションも進化。
○×△□ボタンの表示される位置がそれぞれ上下左右に分かれるようになったため
画面上の演出を見ながらでもCSアクションを行えるようになった。
雑魚はシリーズお馴染みのモンスターが多く、多少目新しさにかける。
攻略法も今までどおりで通用する場合が多い。CSアタックは一新されている。
ボス戦は理不尽を感じるようなものがほとんどなく、
「慣れてくれば楽に倒せる」という当たり前のレベリングがしっかりできている印象。
各ボスは演出も非常に凝っているので一見の価値あり。
各所にあるパズル、謎解き要素はシリーズ中でも簡単なほう。
個人差はあれど詰まることはあまりないと思われる。
三人称視点で飛行し障害物を避けるシーンは不要。
ただのストレスにしかなっていない。
隠し宝箱が背景に隠れているだけの場面が多く、ちょっと寂しい。
■グラフィック
驚異的の一言。
現在のコンシューマーゲーム界において間違いなく最高峰。
人物、背景、エフェクトどこをとっても隙が無い。
加えてスケール感、絵作りが半端ではない為迫力がとんでもないことに。
GOWIIIのみに使われてるMLAA(16XAA相当)のおかげでジャギがまったくない。
ティアリングなども皆無で完璧と言ってもいい出来栄え。
■サウンド、音声など
お馴染みのテーマ曲はもちろんのこと
ギリシャ神話を彩る壮大な楽曲、オーケストラがてんこ盛りでお腹いっぱい。
吹き替えの声優陣もGOWIIと同様のキャストで安心。
ただし日本語訳がおかしい部分がある。
■ストーリー
完全な続き物なので前作をやっていないと理解するのは難しい。
これまでのストーリーを端的に紹介する場面はあるものの
言葉は少なく、絵で見せようとするので一見さんにはわかりづらい。
ネタバレなので詳しくは書かないが全体のストーリー的な盛り上がりはイマイチ。
山場的な場面が少ないのが原因か。
各神を撃破したときの演出によるカタルシスはすごいだけにもったいない。
■キャラクター
主人公クレイトスさんのかっこよさは異常。
ハデスやポセイドン(リヴァイアサン)のデザインも非常にかっこいい。
毎度のことながら女キャラはまったくもって可愛くない。
■やり込み、ボリューム
ノーマル初見で一周クリアにかかった時間が8時間ほど。
昨今のアクションゲームにしては少々短めか。
指定された条件をクリアしていくステージタイプの「タイタンの試練」が全7ステージ。
プラチナトロフィーを取得するのに本編を二周すれば事足りる。
■難易度
イージー、ノーマル、ハード、ベリーハード(呼び方は異なる)の四種類。
ノーマルは誰でも、ハードもある程度の腕前があればクリア可能。
ベリーハードはかなりきつい。筆者も途中で放置中。
■その他
途中で入るムービーが飛ばせないのは減点対象。
周回プレイをする際に非常にダルい。
ムービー中に次のシークエンスを読み込んでいるようだが
いっそムービーは飛ばせて、真っ黒い画面でローディングしてくれたほうがマシ。
■スコア
操作性 9
グラフィック 10
サウンド 9
やり込み 8
満足度 10
トータル 46/50点
GOD OF WAR III 公式サイト(18歳未満立入禁止)