PS3 BAYONETTA レビュー | はんぺん刑事の事件簿

PS3 BAYONETTA レビュー

ジャンル:ACT

プレイ時間:約12時間

プレイ状況:本編ノーマルクリア


■ゲーム性

DMC1を作った神谷氏がプロデュースしている作品だけあって

コマンド技の出し方や銃によるコンボの繋ぎなどDMCに近い印象。

オリジナルシステム「ウィッチタイム」(※1)は成功すると非常に気持ちいい。


素手以外にも刀、両手爪などの専用武器、敵が落とした武器も使え

それぞれ技が異なるので攻撃の種類が豊富。

コンボも地、空を問わずガリガリ繋がるので爽快感は高い。


いわゆるQTEが各所にあるのだが

戦闘中でもないムービーの最中唐突にQTEが挿入され、

尚且つ失敗すれば即ゲームオーバーなのでストレスが溜まる。

死んだ回数が評価に直結しているため尚更。

ボタン連打を強要される場面が多いのも×。


※1 敵の攻撃を直前で避けると主人公以外の時間経過が遅くなるシステム。


■操作性

レスポンスは上々。

操作面で苦労することはなかった。

コンボの途中でディレイが必要になるのは賛否両論か。


カメラがかなり引いているため各キャラクターが小さく

敵の攻撃モーションが慣れるまでわかりづらい。

こちらの攻撃中でもスーパーアーマーで反撃されることが多く

エフェクトが重なって見づらいのも相まってイライラ。


一部ボス戦でカメラが極端に見づらい場面があった。

演出による意図的なものだと思うがプレイしづらかった。


オプションでコントローラーセッティングができないのは×。

操作形態に自信があるのかもしれないが

セッティングはできて当たり前のレベル。


■フレームレート

発売前からなにかと話題のフレーム関係。

操作に支障があると感じたのは終盤のとある場面のみ。

人づてに聞いただけだがXbox360版でもこの場面はガクガクらしいので

ゲーム自体の問題か。

フレームをガタガタにしてまでこのシーンを入れる必要があったのか疑問。


■ローディング

HDDにインストールできないため各ロード時間がとても長く、多い。

チャプターが始まる前に20~25秒前後。

リトライ時もまた同じぐらいのローディング。

アイテムショップに入るだけでまた20秒。

新規でアイテムを拾うとロード。

ステータス画面を開くとロード。

ロード地獄で正直閉口した。


■グラフィック

可もなく不可もなく。

主人公ベヨネッタのインゲームモデリングは非常に高レベル。

カメラを回して近づけてみるとよくわかる。


■サウンド

全体的にジャズの雰囲気を取り込みつつもオールドポップ風。

各楽曲のレベルが高いせいか印象に残る曲が多い。

中でもラスボス戦の曲は耳に残った。


■ムービー

多い。

一部写真のコマのようにキャラクターが動かなくなるムービーが挿入されるが意図が不明。

容量の都合かもしれないがわかりづらいだけだった。

ムービーをワンボタンでスキップできないのも周回プレイには不向きか。


■やり込み、ボリューム

チャプターは全17章。

ボス戦のみのチャプターもあるがACTゲームとしては普通のボリューム。

クリア後の引継ぎや隠し要素もあるのでハマればじっくりやり込めるが

前述のローディングが酷すぎてあまりやる気がしないのも事実。


■難易度

ベリーイージー、イージー、ノーマル、ハード、クライマックスインフィニティの五種類。

ベリーイージーはボタン適当連打でもコンボが綺麗に繋がり

敵も極端に弱いので誰でも短時間でクリア可能。

クライマックスインフィニティは「ウィッチタイム」が使用不可なので相当きついはず。

だが「ウィッチタイム」が使えないと楽しさ半減な気もしないでもない。


■総評

色々な面で話題の本作だがACTゲームとして普通に遊べる出来。

ただ筆者はどうにもならない長ーいローディング時間と

細かい不満点が積もり重なってやり込もうという気にはならなかった。

どう大目に見ても某○通がつけた38点というスコアは有り得ないと思うが

ACTが好きで暇な人ならオススメしてもいいかなーというレベル。

あ、ローディングに耐えられるなら、ね。


■スコア

操作性 8

グラフィック 8

サウンド 9

やり込み 8

コストパフォーマンス 8

ローディング -5


トータル 35/50点