4月5日、6日と夫の父母が私達の新居を訪問してくれた。
車だと一時間半くらいだけど、電車とバスだと便数がなくて結構来にくい。
そんな中、わざわざお米やお花や野菜(自家製だから無農薬!)、それにまだ妊娠のお祝いしてなかったからと、なんと鯛(下処理済、冷凍)を持って来てくれた。
夫は見た目はお父さん似だけど、中身はお母さん似かな。
夫大好き嫁な私は、見た目夫なお父さんも、中身夫なお母さんも好きにならずにはいられない。
私にとったら“義”とつくのが何だか悲しくて……、
少し寂しくなった……。
夫を好きだから欲目で見てしまうのかもしれないけど、
夫の両親の子への愛の温度や距離は、意図してなのか偶然なのか何とも絶妙で……、
でも何だか少し奇妙で、自然と笑いが込み上げるアンバランスな均衡を保ってる。
完璧でないから完璧……
そんな愛を感じた。
そんな中で育った夫が羨ましく、そして少し羨ましいのを通り越して妬ましくさえ思ってしまった。
私も今はその家族の一員。
妬みなんて泥水に沈んでないで、救い出してくれた夫に感謝して、事実を喜ぼう。
大丈夫。
今いる水は信じても。
