――あなたにとって恋人とはどんな存在ですか?
私達夫婦は一応、大恋愛(?)のようなものの末に結婚した。
“2番目に好きな人と結婚するのがいい”とかいう巷の噂を無視し、
占いの相性が最悪なのも無視し、
年回りが悪かったことも無視し、
親や周りの反対を無視し、
好きで好きでたまらない人と、私達のタイミングで結婚した。(最後には親を説得して。)
母はこの一連から
「Nana(私)にとってMomo君(夫)は空気みたいなもんなんやなぁ」と言う。
なければ死ぬから…とのこと。
一緒にいても気を使わない。それどころか、普段はいると気付かないくらい。でも本当はとても大事で、いなければ死んでしまう…。そういう存在を指して、「空気みたいな人」と称することは知っている。
でも何かしっくり来ない。
私にとって彼は…「音楽」。
時にはノイズ
時には最高の癒し
時に心の棘がとれたり
時に気付かせてくれたり
流れていることを意識しない時もあるかもね
でも音の存在はいつもきちんと感じているし
なくても死なないと言う人はいるかもしれないけど
どんな苦しい時代にも音楽はあって人々を支えてきたし
戦時中や事故で死が身近になった時、音楽家は最期まで音を奏でるよね
私にとって夫はそんな存在かもしれない。
しかし母は…「そんなことないやろ。絶対“空気”やっ!」と譲らない。
いやいや…
本人が違うって言ってんだからさぁ。A^ー^;)
「そうかー。空気やったら、仕方ないなぁ。」
いやいや…
だから空気って感じじゃ…ゞ(-""-;)
「そうか♪そうか♪」
ももええわっ
(; ̄▽ ̄)ノ彡☆
