夫とまだ恋人時代だった頃の話。
夫の優先順位は…
1位 自分☆
〈超えられない壁〉
2位 睡眠
3位 本
4位 ゲーム
5位 お菓子
〈超えられない壁〉
6位 友達・恋人(←私ココ)
**********************
ある日、外はもう暗いのに、私を待たせていた彼(現夫)。
ポツンと彼を待っていたら、偶然男友達(共通の知り合い)に会った。
あまりに不憫に思ったらしいその男友達。
彼が来るまで一緒にいてくれるそう。
今宵はヤサシサが沁みることよ…(-ω-。)
彼に不当な扱いをされていることを知っている友。
やっと彼が来た時、
友「こんなところで待たせて。奪っちゃいますよ!」
もちろん本気で言ってるのではない。私のため。
アリガト~(T_T)
彼も危機感覚えて優しくなるかもだよね(T_T)
彼「…なぁー。メモリーカード持ってない?」
友・私「…(-_-;)?」
そう…。この日私を待たせていたのは、ゲームのメモリーカードを探しに行くため。
今日の彼は会った時から
「…メモリーカード…メモリーカード…メモリーカード…」
とブツブツ呟いていた。
ゲームの途中だが、メモリーカードがないため困ってるらしい。
さぁ、ご飯行こうかという時、
彼「ちょっと待ってて。」
私「え!?」
ピュー!!≡≡≡ヘ(*-ω-)ノ
私「…ちょっとぉ!」
ゞ(・д・;;)
行ってしまわれた…。
そして今に至る。
彼「なぁ。持ってないん?」
友「いや、持ってないけど。それより…」
彼「クソー!どこかに売ってないかなー(`^´)!」
友「…B型だぁねぇ。」
わがまま・自己中と言われるB型。
全国のB型さん!B型のイメージ下げてるのはこの男ですよー!(>_<;)!!
その後、度重なる喧嘩を乗り越え、なんとか“恋人”の優先順位は2位まで上昇した。
入籍し、ようやく“自分”と並ぶか並ばないかまで私の地位は上がったのだった。
子どもを授かり、“自分”と私は、きっと同じ位置に立ったような気がする。
――彼と一つになりたい
――彼と溶け合いたい
いくら側にいても、まだまだ足りないと思った。
ある木のカップルの話。
ある木の男女は愛し合ってるのに、触れ合うことも出来ず、寂しい日々を送っていた。そんなある日、山火事が発生して、木は煙となってしまった。煙となってようやく二本の愛し合う木々は、溶け合うことが出来た。
なんだかとても哀しく切ない話。でも少し羨ましいと思った。
今――
私の中に彼がいるんだ。
彼との血を分けた分身が、私の中で育っていく。
今まで、ここまで溶け合えたことがあったろうか…。
彼が私の中に宿って
彼と私が一つになって
ようやく彼も私を自分のことように大切に想ってくれるようになった。
彼も、同じ気持ちでいてくれているみたい…。
なんて幸せなんだろう
存在だけでこんなに幸せ
ありがとう・・・.。.:*☆
夫の優先順位は…
1位 自分☆
〈超えられない壁〉
2位 睡眠
3位 本
4位 ゲーム
5位 お菓子
〈超えられない壁〉
6位 友達・恋人(←私ココ)
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ある日、外はもう暗いのに、私を待たせていた彼(現夫)。
ポツンと彼を待っていたら、偶然男友達(共通の知り合い)に会った。
あまりに不憫に思ったらしいその男友達。
彼が来るまで一緒にいてくれるそう。
今宵はヤサシサが沁みることよ…(-ω-。)
彼に不当な扱いをされていることを知っている友。
やっと彼が来た時、
友「こんなところで待たせて。奪っちゃいますよ!」
もちろん本気で言ってるのではない。私のため。
アリガト~(T_T)
彼も危機感覚えて優しくなるかもだよね(T_T)
彼「…なぁー。メモリーカード持ってない?」
友・私「…(-_-;)?」
そう…。この日私を待たせていたのは、ゲームのメモリーカードを探しに行くため。
今日の彼は会った時から
「…メモリーカード…メモリーカード…メモリーカード…」
とブツブツ呟いていた。
ゲームの途中だが、メモリーカードがないため困ってるらしい。
さぁ、ご飯行こうかという時、
彼「ちょっと待ってて。」
私「え!?」
ピュー!!≡≡≡ヘ(*-ω-)ノ
私「…ちょっとぉ!」
ゞ(・д・;;)
行ってしまわれた…。
そして今に至る。
彼「なぁ。持ってないん?」
友「いや、持ってないけど。それより…」
彼「クソー!どこかに売ってないかなー(`^´)!」
友「…B型だぁねぇ。」
わがまま・自己中と言われるB型。
全国のB型さん!B型のイメージ下げてるのはこの男ですよー!(>_<;)!!
その後、度重なる喧嘩を乗り越え、なんとか“恋人”の優先順位は2位まで上昇した。
入籍し、ようやく“自分”と並ぶか並ばないかまで私の地位は上がったのだった。
子どもを授かり、“自分”と私は、きっと同じ位置に立ったような気がする。
――彼と一つになりたい
――彼と溶け合いたい
いくら側にいても、まだまだ足りないと思った。
ある木のカップルの話。
ある木の男女は愛し合ってるのに、触れ合うことも出来ず、寂しい日々を送っていた。そんなある日、山火事が発生して、木は煙となってしまった。煙となってようやく二本の愛し合う木々は、溶け合うことが出来た。
なんだかとても哀しく切ない話。でも少し羨ましいと思った。
今――
私の中に彼がいるんだ。
彼との血を分けた分身が、私の中で育っていく。
今まで、ここまで溶け合えたことがあったろうか…。
彼が私の中に宿って
彼と私が一つになって
ようやく彼も私を自分のことように大切に想ってくれるようになった。
彼も、同じ気持ちでいてくれているみたい…。
なんて幸せなんだろう
存在だけでこんなに幸せ
ありがとう・・・.。.:*☆