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結婚して初めてのクリスマスがやって来る。

きっと家でまったりクリスマスになるだろう。


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私の一番思い出深いXmasは3年前、2004年かな。
夫と付き合って2年目のXmas。



私は、小さい頃からサンタクロースを信じていなかった。
物心ついたときから、親に「サンタはいない」と言われていたから。


Xmasには親がおもちゃ屋さんに連れて行ってくれて、好きなおもちゃを一つ買ってくれた。

誕生日とXmasはおもちゃを買ってくれる。だからXmasが来ることが楽しみには違いなかった。



小学1年の頃だったと思う。
友達とサンタがいるかいないかの話になった。


私以外は皆いると主張する。

「サンタはいないよ。プレゼントは親が用意しているんだよ。」
私の発言は反感を買った。


あの頃のみんなが本当にサンタを信じていたのか…真相は分からないけど、なんだか皆、目がキラキラしてて、少し羨ましかった。

サンタの存在を信じたかったな。






2004年冬。何気なくこの話を夫(当時彼氏)にした。


当時私達は喧嘩ばかりしていて、くっついては離れ、くっついては離れを繰り返していた。今から思えばただの痴話喧嘩。



Xmas前、確かまた、くだらない喧嘩がきっかけで私達は離れていた。


喧嘩の発端はたいてい、彼のいい加減な態度。
愛情を感じられなくなって私は離れてしまう。


あの時もそんなところだったと思う。



Xmasイヴだというのに、私は女友達とお喋り。
その女友達は片想い中で、お互い、好きな男の愚痴を言い合った。


その時、夫(当時彼氏)からメールが来た。

付き合ってるというのに、普段は滅多に来ないメール。
しょっちゅう音信不通になる自己中男からのレアなメール。





「今年はサンタを信じていいよ」





2004年、20歳にして初めてサンタがやって来た。


翌日のXmas。
サンタは大きな袋を持って私の前に現れた。


中には大きなスヌーピーのぬいぐるみ。
以前デートした時に、私が欲しがってたのを覚えていてくれたみたい。



いい加減で、わがままで、自己中で、私のこと愛してるのかなんて分かったもんじゃないけど…

やっぱり世界で一番愛しい男。
そんな男からの最高のクリスマスプレゼントだった。



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