今回からはかつてExtacy Records所属していた伝説のバンド「ZI:KILL」を紹介する。
元々ZI:KILLの名は知っていたが、最初は何故か聴かなかった。しかし最近になってふと聴いてみたところ独特なサウンドに惹かれ、気付いたらアルバムを全部集めきった吾輩がいた次第である。
そしてZI:KILLのカッコ良さを世に知らしめるべく、本項を現在認めている。

ZI:KILL
1987年に結成し、1991年メジャーデビューし1994年に解散。

メンバー(写真は解散時のメンバー)
左から
EBY(Dr.)
KEN(Gt.)
TUSK(Vo.)
SEICHI(Ba.)

ドラマーは流動的でMASAMI→yukihiro(現:L'Arc~en~Ciel)→Tetsu(現:D'ERLANGER)→EBYの順で所属していた。
メインソングライターはGt.のKENで、数曲をBa.のSEICHIが作曲し、歌詞は殆どがTUSKが手掛けている。

TUSKの書く歌詞は非常にメッセージ性が強く、いい意味での泥臭さもありカッコイイ。
また、「七色の声」と言われたほど多彩な声色を持っており、1曲のなかにおいても様々な歌声を聴くことができる。
KENのギターのフレーズは今聴いても斬新なメロディーを奏でており、控えめに言ってガチめの天才である。
SEICHIも曲数こそ少ないものの、HYSTERICやFLYなどの名曲を残している。
ドラムはそれぞれ叩く人の個性が出ていて本当に面白い。
なお、TUSKとSEICHIは後にかつてZI:KILLに所属したドラマーTetsuと盟友CIPHERのバンド、CRAZEに参加した。


次回からは彼らのアルバムを紹介していく。