今日の晩御飯から人生の選択まで大小含めてたくさんの状況で迷います。
今日の晩御飯くらいは迷ってもすぐ決められますが、人生の選択のように大きな選択になればなるほどそうそう簡単には決められませんよね。
ここでは迷うとはどういう事なのかを分析して、漠然と悩むのではなく悩んでいる状態を明確にできれば考え方や幅が広がるのではなないかという趣旨で考えていこうと思います。
悩むとはAの状態にある時に、Bという選択肢が出てきてそれに気づいた時です。
例えば、ヴィトンの財布を持っていて(A)、新作のヴィトンの財布が出た(B)ことに興味をそそられた。
ここで悩みが発生します。
悩みが発生したという事は、実は自分の希望だったり結論はでてるんですね。
この場合新作が欲しいんです。
欲しいから買うとなれば悩みません。
悩むというのはBを希望するがAで留まる理由を考える事なのです。
今使ってる財布について考えます。
親からプレゼントされた
気に入っている
まだ2年しか使ってない
Aの状態を維持するに値する理由を探します。
でも、たくさん理由を考えてもBが消えないという事はやはりBを望んでいるんですよね。
これが人生の選択となればなおのこと慎重になります。
でも構造は同じなのです。
重要なことでの悩みほど、情や責任、立場や状況、常識や倫理、相手のある事なら影響や迷惑たくさんたくさんAの状態で留まる理由が見つかるでしょう。
でも、それでもBが消えないということはBの状態になりたいという否定できない事実なんです。
そこに向き合わないと解決しません。
そこに向き合わずに選択すると後悔が残ります。
Aの状態に留まる理由をたくさん並べたら、Bの状態になるメリットも併せて考えてください。
A、Bどちらにも目を向けて考えることが大切です。
この構造が分かっても悩みが緩和するわけでも、解決しやすくなるわけではありません。
しかし、なんでも根本だったり構造を知ることが大切なのです。
ゲームでいうところのルールみたいなものですね。
最後にどちらを選択するかは自分自身です。
どちらを選択してもいいわけです。
ただし、選択したものは自分が選んだものだという自覚を持つことです。
正解だと思ってはいけませが。
思い切りも大切ですが、まずは考えること。
そして一番大切なのは自分が何をしたいのか、どうなりたいのか、最後は自分です。
