こんばんは
遠方の株主も会場を訪れる必要がなく傍聴が出来る「株主総会配信」。2024年6月は３社の配信を見たので軽く触れようと思う。
会社の順番は配信を見た順です。
パソコン画面のレイアウトについても感想を書きたかったので百聞は一見にしかずでスクショも載せたいと思いましたが利用規約的に載せたらダメだったような。利用規約以前に常識的に限りなくアウトだろ。
画面レイアウトの感想に議長（社長）の顔のスクショを使うならギリギリ許される気もするので、念のためパソコン画面をスマホで撮ったのち水彩画風に加工しました。（法廷画のようでむしろ怪しくなった気がする）。
※これでもアウトならご指摘願います。お叱りを受けたときは速やかに削除します。
●日東電工
３社の中では画面が大きくとても見やすい。社長の表情もバッチリ分かります。
画面表示が大きいがゆえに「招集通知」「報告書」「その他の電子提供措置事項」のPDFへのリンクボタンが無くて少し不便。招集通知を総会中は読まなくていいという人は不自由さは感じないと思います。
↓株主の質問を伺うカッコイイ社長
特にいいと思った所は、事前に準備された資料に切り替えた時に他の２社は議長の顔は映さないけど、日東電工さんは左上に小さく議長が入る画面レイアウトで会場の空気を感じるライブ感というか安心感があった。
↓株主総会質疑応答要旨がHPにUPされています。ちなみに日東電工の個人株主は「今後も頑張ってください」的な激励の言葉を総会で発言してもいい雰囲気です。毎年ではないですけどいらっしゃいます。
要旨にどう書かれるか期待していた”香ばしい場面”は「株主総会会場での株主資格確認方法について」というオブラートに包んでサラッと流されていました。
そうやなぁ。そのまま書いてしまうと質問をした株主がアホやろとみんな思うから、質問した人に恥ずかしい思いをさせないように会社側が気を使っている様子が伝わってきます。
●ENEOS
３社の中では一番画面が小さい。もう少し大きいほうが嬉しい。
その代わり画面の下に「招集通知」「報告書」「交付書類省略事項」のリンクボタンがあり、配信を見ながら資料も別画面で簡単に開いて読むことが出来て便利でした。
↓社長の左右に透明な板（スピーチプロンプター）が！？なにこれ凄い。
●マツキヨココカラ
ライブ配信は無く、３週間限定のアーカイブ配信。
画面の大きさは確か21ｃｍ×12ｃｍぐらいでパソコンで見るなら最低限このぐらいの大きさは欲しいと思いました
画面の下に「招集通知」「その他の電子提供措置事項」へのリンクがあり、資料を別画面で簡単に開く事が出来ます。
そして後日公開だけあり字幕が入っています！！これは別の意味で見やすいです。
↓ここにも左右にスピーチプロンプターが。有るのが普通なの？
質疑応答では消費者目線の意見が多く、回答を聞く限り、良いと思う株主の意見は可能な限り取り入れようとする社風があるのは分かりました。
それと超不評だった「株主優待の申し込み方法」についての指摘も社長自ら「私自身も今回試してみたやり方につきましては非常に使いづらいという事を認識しておりますし、もっとやりやすいような形にならないかという事で～」って草。社長も酷いと認識したなら次回は大丈夫でしょう。
質疑応答で一人の株主が「２年ぐらい前に自分は総会に出席して、後日アーカイブ配信を見た時に一部編集がされて丸々カットされていた。確かに可笑しな発言だったと記憶しているがアーカイブ配信は当日来れない株主が総会を見るチャンスなのでどのような内容だろうとカットするのはいかがなものか。何か意図があるのか」というような事を言っていました。
会社側の回答から株主が画面に写りこんだか何かで丸々カットに至ったとかそんな感じの経緯を想像したけど、モザイクで隠すとかしたほうが良かったですね。確かにカットは不信感を持たれると思いました。会社側も特別な意図は無く今後は気を付けると言っていたのでアーカイブ配信はライブ配信とは違う配慮が必要だと思いました。