琥珀色の明日~18~ | 堕悪魔の堕文屋《devil-69》

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彼女は恐怖している心を隠した。

弟に心配をさせないために。

震え出しそうな体をその気丈な心で押さえ込み、護るべきは遺された弟なのだと・・・。

平静を装っていても恐怖心が消えたわけではない。

弟への必要以上な干渉は二人の日常に亀裂をうむ。

「なんなんだよ?最近の姉ちゃん、おかしいよ!!」

そう投げ捨て弟は家を飛び出していった。

不安な気持ちが招いたのは最悪の選択。

連絡すらとれない弟の行方を警察からの電話で知らされる。

数人の仲間たちとおこしたのは傷害事件。身柄の引き受けの要請電話だった。






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