インパクト77%凱旋門賞「勝つ」
インパクト77%凱旋門賞「勝つ」
インパクトなら勝てる! 日刊スポーツが行った緊急アンケートの結果、8割近いファンが、凱旋門賞(仏G1、芝2400メートル=ロンシャン競馬場)でのディープインパクト(牡4、栗東・池江泰郎)の勝利を信じている。長距離輸送などの課題はあるものの、圧倒的な強さで5冠を達成した平成の天馬に、期待は高まるばかりだ。
ディープインパクトが凱旋門賞を勝つと答えたのは実に77%。宝塚記念の単勝支持率75%を超えた。「宝塚を見て、自信が確信に変わった」「あの競馬は次元が違い過ぎる」。宝塚のパフォーマンスに意を強くしたファンが多かった。
高い支持を集めた理由の1つに、重馬場の克服があった。日本の軽い芝と違いヨーロッパは芝が深く、相当のパワーを要求される。切れ味とスピードが身上のインパクトがどう克服するか。馬場適性は以前から話題に上がっていた。「欧州の力のいる馬場が心配だったが、宝塚を見る限り対応力はありそう」「宝塚の馬場で圧勝なのだから、ロンシャンでも問題ない」。やや重の発表以上に悪かった宝塚を圧勝したことで、大きな不安要素がなくなったと考えたファンは多い。
今後の課題は輸送、それと関連しての体調面に絞られてきそうだ。課題として「輸送」と「体調」を選択した回答は合計で70%。輸送トラブルに見舞われた04年のタップダンスシチーなど、日本馬の海外挑戦では体調面に泣かされてきた馬は多い。「凱旋門賞を勝ちたいならJCを捨ててでも欧州に長期滞在し、ステップレースから使って欲しい」「8月までいることで日本の暑さが心配」。ぶっつけで本番に向かう臨戦過程を気にする声が多数寄せられた。
サッカーのW杯で日本は厳しい現実を突きつけられた。それだけにインパクトの世界挑戦に期待する声も多い。「アウエーで勝ってこそ真の世界レベル。ディープならできる」「サッカーを見ていても現実は厳しいと思うが、常識を超えたこの馬なら大丈夫」。世紀の大一番が行われる10月1日が今から待ち遠しい。

サンクルー大賞、プライドがハリケーンランを破る
現地時間25日、仏・サンクルー競馬場で行われたサンクルー大賞(4歳上、仏G1・芝2400m)は、C.ルメール騎手騎乗の5番人気プライド Pride(牝6、仏・A.ロワイユデュプレ厩舎)が、昨年の欧州年度代表馬で1番人気に支持されていたハリケーンラン Hurricane Runをアタマ差抑えて優勝した。勝ちタイムは2分35秒90(稍重)。さらに2馬身差の3着には6番人気レイヴロック Laverockが入った。
勝ったプライドは、父パントレセレブル、母Specificity(その父Alleged)という血統の仏国産馬。伯父に82年英・愛セントレジャー(共にG1)を制したタッチングウッド Touching Wood、姪に今年の英1000ギニー(英G1)を制したスペシオーサ Speciosaがいる。02年8月に武豊騎手を鞍上に迎えデビュー(3着)。04年アレフランス賞(仏G3)で重賞初勝利を飾ると、その後も前走のコリーダ賞(仏G2)で重賞5勝目を挙げるなど活躍。しかしG1では05年英チャンピオンS(英G1)、香港C(香G1)共に2着など、惜しいレースが続いていた。通算成績22戦7勝(重賞6勝)。
鞍上のC.ルメール騎手、管理するA.ロワイユデュプレ調教師共に同レース初制覇。なおルメール騎手は、直線での鞭の過剰な使用(10発)により100ユーロ(約1万4500円)の罰金処分を受けた。