でびノート☆彡

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映画監督/演技講師 小林でび の「演技」に関するブログです。


もうすぐGW、どう過ごされますか?
5月3日(日)に参加者公募の 演技ワークショップ を開催しますよ。

今回のテーマは
「脚本の人物を、自分らしく演じるには?」

俳優の「役作り」に関して、昔から
「役に寄せるか、自分に寄せるか」という言葉がありますが、
「役に寄せて演じる」と・・・芝居は脚本通りに進行するのだけれど、
役に寄せたぶん自分らしさが引っ込んでイキイキしなくなってしまう。
でも逆に「自分に寄せて演じる」と・・・自分らしさは出るのだけれど、
脚本上の人物のニュアンスからは外れていってしまう。
あるあるですよね。
 
これ、どちらが正解なのでしょうか。
 
もしかしたら脚本が人物の内面を描こうとしていた70年代は、「自分に寄せる」のが正解だったかもしれません。
そして脚本がキャラクターの活躍をメインに描かれていた80~90年代は、「役に寄せる」のほうが正解だったのかも。
 
そう、じつは正解は時代とともに変わるんですよね。
では今の時代2020年代の正解はどうなのか?

 
たとえば
『ばけばけ』で髙石あかりさんが演じた「おトキ」はどうだったでしょうか? まさに明治時代の女中さんってかんじでしたよね、貧乏侍の家の娘そのものだったし、怪談好き女子のちょっと変わった雰囲気も満載でしたよね~。
でも同時に「髙石あかりさんらしさ」みたいなものも炸裂してました。
 
では同じ『ばけばけ』の吉沢亮さんが演じた「錦織さん」は?
まさに明治時代の秀才そのものでしたよね。「大磐石」と呼ばれるくらい自信満々で、でもそれでいてふと空気が読めない時があったりする感じもステキな明治時代の登場人物でした。
でも同時に「吉沢亮さんらしさ」の気配も炸裂してましたよね~。
 
そうなのです。

最近の映画やドラマを見ていると、
うまい俳優ほど
「役として存在しているのに、
その人自身の気配が消えていない」

つまり2020年代の芝居の正解は両方。
映画・ドラマで活躍する素晴らしい俳優さんたちは、
日本でも欧米でも、「役らしさ」と「自分らしさ」が
両立したディテール豊かな芝居を演じています。
 
ひと言でいうと

「その役バージョンの自分としてそこにいる」

ということでしょうか。
 
でもそれって具体的にどうしたらよいのか?
まず脚本をどのように読み込んだらよいのか。
そして具体的にどうやって演じたら、
その「役」と「自分らしさ」両立した状態になるのか。
それを体験するのが、今回のこのワークショップのテーマです。
 
その脚本の読み込みかた等を1時間の座学で学び、
1時間のエクササイズでその感覚を身体に入れて、
そして2時間の演技で、脚本上の人物を自分らしく演じてみる。
・・・計4時間のワークショップで身につけてゆきましょう。
 
「脚本の人物を、自分らしく演じる!」
映像演技ワークショップ

日時:2026年5月3日(日)13時~17時。
場所:東京都内某所。
参加費:5000円。
参加資格:18歳以上の俳優(年齢上限なし)。

 
応募方法:「写真付きのプロフィール」を添付した申し込みメールを
bananavspeach@gmail.com (小林でび宛て)まで送ってください。
このWSに参加を希望する理由なども書き沿えていただけると嬉しいです。(もしデモリール等もありましたら、ぜひ見せてください!)
お問い合わせも上記のメアドまで、お気軽に連絡ください。
 
現役バリバリの俳優さんも、俳優志望の方も、演技を始めたいモデルさんや、役へのアプローチを学びたい声優さんも大歓迎ですよ。

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【ハラスメント対策。コロナ・インフル感染対策】
WSを楽しく円滑に進めるためのハラスメント対策は以下になります。
 ① 会場に女性スタッフを置いて、相談できるようにします。
 ② 性的な内容や、俳優同士の身体が接触するような芝居はしません。
 ③ 参加者の個人情報を主催側が私的に使用しないことを約束いたします。
そしてコ口ナ・インフルなどの感染症対策として以下の3点を。
 ① 当日熱がある方、咳が出ている方は、参加を見送っていただきます。

 ② 換気のための休憩時間を設けます。
 ③ 参加人数を少人数にします。
皆が安心して参加でき、楽しくそして意義ある学びの時間にしましょう。

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たとえばキャストオーディション等で。
もちろん選ぶ側は、まず脚本や絵コンテ上の特定の人物を演じてくれる俳優さんを探しているわけですから、これは「役らしさ」が重要なわけです。
でも同時に、画面を魅力的にしてくれる俳優さんを探してもいるわけですから、その俳優さんが「自分らしく」イキイキしていることも重要なわけですよね。それがあなたが選ばれる一番の理由になります。
 
そう、オーディションにおいて「役らしさ」も「自分らしさ」も重要で、
選考する側はそれらが両立している俳優さんを探しているわけです。
 
「役に成りきろう」として人物を説明的に演じて硬くなる事なく、
「自分だったらこう」みたいな芝居で脚本のニュアンスから外れる事なく、
自分らしくイキイキと、脚本上の人物を縦横無尽に演じることができたら最高に楽しいですよね。
 
演技を「自分らしく」チューニングしてゆきましょう。
5/3(日)「脚本の人物を、自分らしく演じる!」
ご応募お待ちしてまーす。

 
小林でび <でびノート☆彡>