励まされた、あの日
1ヶ月ほど前、とある高校でお話をさせていただきました。
10日ほど前、突然知らないアカウントからメッセージが届き、やり取りを重ねていくうちに――
送り主が、あの日の生徒のひとりだと分かりました。
彼は今感じている疑問や迷いを、とても素直に言葉にして届けてくれました。
そして最後に、こんなメッセージがありました。
「最後に肩を組んでもらった生徒ですが、覚えていますか?」
もちろん覚えています。
集合写真で、肩を組んだ“たった一人の生徒”でした。
そしてもうひと言。
「Enijeに少額ですが、お小遣いを寄付しました。応援しています。」
彼の高校で僕が話した日、
「小さな優しさは、誰かにとって大きな希望になる」
と伝えました。
でも、その実践者は――彼自身でした。
きっと彼はまだ気づいていない。
その小さな行動が、今日の僕の背中を押してくれたことを。
僕はまたひとり、誇りに思える若者に出会いました。
未来のどこかで、もう一度肩を組めますよう
