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学生のうちにアフリカへ行くことの意義

おはようございます(^^)

熱いくらいの矢野デビです。

もうすっかり3週間ほどたちましたが今年も明星大学での講演がありました。

この機会を与えていただいた先生方に深く感謝です。











明星大学では数年前から、僕も「自立と体験」というテーマのゼミに関わらせていただいてます。

そこでは毎年、学生たち主導でイベントEnijeを開催するのです。

これがもう毎回バラエティに富んでいて面白く、また自分も勉強になります。

今年はいよいよ夏に、学生たちをガーナに連れていき、現地の人々と徹底的に関わるミッションがあります。

学生のうちにアフリカの地を踏み、現地の人々と徹底的にやりとりしながら何かを成し遂げる体験は、一生の間でとても貴重なものとなるにちがいありません。

アメリカやヨーロッパ、アジアといった国々とも違う、日本とは常識や文化、価値観がまるで異なる環境で生きる人々と、ひとつのことを成し遂げて行くプロセスで、必ず人として互いによりよく生きるにはどうしたらいいかという壁を乗り越えざるを得ない経験をします。

それは時に悔しかったり悲しかったり笑いだったり発見だったりと、これでもかというくらいこれまで知らず知らずのうちに持っていた観念が破れたりします。

そうして人々とときにぶつかり、忍耐や喜びを分かち合いながら互いの時間や行動を重ね合わせて行くのです。

気がついたときには道ができています。

易きに流れればそれはあとから必ずしっぺ返しがくる。

だからただ今ただ今に、小さな思いやりを本物にするための忍耐が必要なのです。


わずか10日間の渡航でできることには限りがあるけれど、理屈抜きの異文化コミュニケーションを学ぶには充分な時間です。


学生に語るとき自分も学生になっています。

一人一人が人生の一コマで得るよき体験は、時とともにその人の運命をも大きく変えて行くことにもなったりします。

自分がNGOをはじめたとき、何一つやり方なんかわからなかったところを無我夢中で助けを求めたら道ができたように。

いまは多くの学生やまわりの先生たちと、このときしかできない無我夢中の楽しみ方をしたいと思います。

こんな素晴らしい機会を与えてくださった菊池教授や皆さんに改めて感謝。