逗子で講演
ついこないだの日曜日に逗子にて、「多文化共生×教育〜人の間に人の中に〜」の講演をさせて頂きました
いろんなことを自分なりにお話しさせて頂きましたが
何よりも参加者の教養がかなり高く
講演のあとの2時間の交流会があっという間に終わってしまった感覚でした
質疑応答の時間にその話ししてよ!みたいな気持ちも少しだけ笑
そこでとても印象的だったのが
その場の参加者が上は80歳以上、下は高校生
なのにみんな当たり前のように自分の話しをするといういい空気…
特に高校生の話しが印象的で、これから移民が日本にたくさん来る時代がそこまできていて、自分が一人の人間としてどう異なる文化を持つ人と関わっていくのかを見出したい
そして彼の姉は北欧に留学をし最近帰国して話しをした際に、向こうでいろんな国の友だちと議論や話をする時に、日本はもしくはあなたはこれから移民が日本へやってくることに対してどう考えてますか?どう関わっていこうと考えてますか?という話しが多かったという事
ここでこの話を書くと長くなるので深くは掘り下げませんが、とてもたくましかったのは、彼は来る未来の事を考え、いま行動しているという事実でした
自分が生きる未来のデザインをし始めているというスタンスに感心しました
また、参加されていた先輩方は長きに渡り国際協力に携わり、自分の足でも毎年現地と関わるということをされてる方もいらっしゃいました
国際協力の在り方が問われてる昨今ではありますが、健全な関わり方は現地に足を運び、ともに生活をするなかで、本当に必要な事があるのか、という見極め
現地を見てる人の言葉は創造性があっていい刺激を与えられました
逗子において多様性のコミュニティを運営されてる方や、そのコミュニティのなかでかなり活発に関わってる方ばかりで
なんとまあ、濃厚な時間を過ごせました
また今回の機会を与えてくださった早稲田大学の山西先生、深く感謝申し上げます
久しぶりの再会で本当に口が達者だと思い出しましたが、やはり関西出身だったのですね笑
地域密着のコミュニティ活動論、団体活動論における構築過程について近々お伺いさせて頂きます
まだまだ語り足りなかったです
そして、東京都立国際高校のじんくみこと神先生
ここまでの道のりを紡いでくださり感謝
自分のミックスルーツの生徒の話をシェアしてもらえた事に感謝
またじんくみ先生の教え子でミックスの子も話をしに前にでてくれました
勇気のいることです
その17歳の勇気は多くの気付きを与えてくれました
きっとこの話しを読んでる多くの方にとって
多様性は小さな事かもしれません
しかし、やはり自分の存在、ルーツが受け入れられない事で自死を選択する子どもも少なくはありません
そのことをもちろん見逃してはいけないのですが
このことに限らず、ハズレ者にされてしまってる純粋な日本人の子どもも多い事にも繋がると思うのです
違うことがいけないのか?
人間はたとえ人種や文化を比較したとき
違うところ 同じところ どちらが多いのでしょうか?
一度よく考えてみると新しい発見もあると思うんです
生まれ持った心の器はあるとは思います
しかし
それを育てる事は可能なはずです
関わる小さな場所から自分の在り方を振り返りたいと思う1日でした
服部さん、川嶋さん、貴重な機会を頂き深く感謝申し上げます