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W杯を終えて思うこと

皆さんこんばんは

W杯終わりましたね…

ドイツが優勝

一見 サッカー大国の優勝のようにも思える

しかし

話しはそんな単純なものではなかったりします。

3大会、4大会はてなマーク連続でベスト4進出のドイツ

それはすごいことです

でも大国はそれだけでは納得しません

「なぜドイツはあと一歩のところまでいくのに優勝ができないのか…

何か、足りない日がいない」


彼らもまた優勝だけを狙うチームである



伝説はそこから始まっていった

ドイツは国をあげて

サッカーの育成にメスをいれ
システムを洗練させる

いまのドイツは

昔のように不器用な8人と器用な2人の選手の構図ではない

全員が確かな技術を持っていてその中でオジルやゲッツェが更に高い技術を兼ね備える

サッカースタイルもポゼッションサッカーといってボールを長い時間支配しながらチャンスを伺うのだ

ドイツは

国内全国のサッカー育成を総括し、素質のある選手をどんどん育つ環境へと届けて、更に才能と技術を磨いた

草の根といっていいまでの育成だ


いまのドイツはその15年の結晶の一つの集大成であり

それが今ではドイツのスタンダードなのです



しかもヨーロッパの育成のなかには

この子供が右足 左足 それぞれがどの程度の力を持っていて

足の裏のどこに体重が動きやすいのか

また

気合いや根性ではなく

科学的にどういった練習が集中を切らさずにやれるのか

またメンタルトレーニングも常識中の常識

更にはもっと深い意思疎通もある

僕の兄がドイツのブレーメンへ留学し、帰ってきた時

5倍くらい強くなったイメージでした

それくらい違う何かがあると思います

それが20年前ですから

今はもっとすごいことになっています


僕は日本は今回のW杯頑張ったと思ってます!

望む結果が手に入らなかった

確かにそうだ

でもメキシコ、コロンビアは20,24年ぶりのベスト8、16

あんなに強いのに…


たくさんの名門国も予選敗退した

W杯というのはそれだけ厳しい闘いがあると思います



そして僕の勝手な感想を言うと日本と世界の差が広がった

です



でも本当はW杯前から知っていました


ドイツという大国がそこまでやったが

日本はまだまだ足りないことが多いと思う

って偉そうなこと言っちゃ行けないね(^^;;


でもドイツを苦しめたアルジェリア代表選手の半数以上はフランスの英才教育を受けている

2-2でドイツと引き分けたガーナも

僕のもう一つの故郷として言うと

日本より世界に近い環境がある



日本も最近

僕の世代がコーチとしてそれなりの立場になっている友人が多いし


英才教育をしてる友人の繋がりも増えてきた


どうやら親子さん方は

子供が小さい時から海外へ留学させるらしい

数ヶ月


それで何が変わるの??

そう思う方は多いのかもしれません


でもね、


うちのお兄さんもね



3ヶ月でバケたから!!!


わからないし

才能の伸ばし方は


日本にだけあるのではないということ


世界は知って損はない

嫌な話しだが

やがて夢破れた海外を経験した人は

日本に足りないものを

自分なりの価値観で知った上で指導していく


大きな変化を生むためには

ドイツのように国をあげて

財をはたいて

みたいなことになる



そして


時間とともに変わるものもある



あの時だって

最強の世代だって言われていた世代が代表でもあった

今回も最強説があった

その繰り返しで螺旋のように日本のサッカーが育ったら嬉しい


でも…


ごめん

サッカー選手をアイドルに祭り上げるのは辞めた方がいいと思う


今回も次に生かす


人も文化も歴史も


基本的にはそうでしか、成長できない


未来を信じて


困難へ飛び込もう!


僕も


自分なりのかたちで闘う