子どもの心
今日はガーナ人の友人とお茶をしました。
と言っても、2人そろってキャラメルミルク。
彼はアイス 僕はホット
それぞれの近況を報告して、そろそろ帰る時に、彼は机の端に置いていた絵を指さして尋ねた?
「これは何?」
僕は答えた。「ガーナの子どもが描いた絵」
「僕の大好きな絵だよ。
TOGETHER WE BUILD…
子どもがこんな素晴らしい言葉を書くなんて素敵だと思わない?」
彼は静かに頷いた。
そして話しは深いところへと落ちてった。
ある5歳の子供の目に映っていたものは、母に毎日暴力を振るう父の姿だった。
ある日、子供は母に言った。
「お母さん、もう離婚してもいいんだよ。僕は大丈夫だから」
5歳の子どもがそんな言葉を発する。
子どもも自分の意思を持っていて考えています。
そんな話を彼にしました。
ガーナ人の友人は静かに口を開いた。
「デイビット、私の村でサッカーボールを父からプレゼントされた子供がいた。彼は友達を10人連れて新しいサッカーボールで遊びにいった。
しかし、遊びを変えて違う遊びをしている間にサッカーボールがなくなってしまいました。
探しても探しても見つからない。
みんなで探してもまったく見つかる気配がない。
少年は泣いた。
泣き続けた。
そして友達はみんな家と帰ってしまった。
そこへ1人の大人がやって来て、どうして泣いてるのかを尋ねた。
少年は
少年:「サッカーボールがなくなっちゃった~」
男:なんだあ、そんな事かあ、対した事じゃないじゃないか!
少年:対した事じゃなくない!
男:いやっサッカーボール一つ失くした事なんて小さな事だよ。
少年:違う。あなたにとっては小さな事かもしれない。
だけど、僕にとってはとっても大きな事だよ!サッカーボールは僕にとって言葉では言い表せられないけど、特別なものだったんだ。
あなたはあなただけど、僕は僕なんだ。特別な事が違うだけだよ!
男:聞き分けの悪い子だなあ、お前の家に今から行こう!親の顔が見てみたい!
少年は父にせっかく買ってもらったサッカーボールを失くしてしまった事を、父に話す準備が出来ておらず、それなのにこの男と行かなきゃいけない事がたまらなく嫌だった。
しかし、行かざるを得なくなった、
少年の家に着くとその30分後に彼の父が帰って来た。
そして男は再びその話しをした。
父は話を全て聞き終えてからゆっくりと話し始めた。
「あなたは私の息子との会話で何かを感じませんでしたか?」
「ああ、感じたよ。物分かりの悪い子だとね」
「違うんです。我々大人は確かに小さな事だと思ってしまう。しかし、子どもは違います。そしてこんなに小さな子どもが、
サッカーボールは自分にとって何か特別なものだと感じて発言する意思がある。それを素晴らしい事だとは思いませんか?」
男は黙ったままでいた。
そして少年の父はまた話し始めた。
「我々大人は朝起きると、今日自分の子供達にどうやって飯を与えるかを考える事から一日が始まり、一日の大半をその思考に費やす。しかし、子供は違います。彼らはどうやったらみんなが持っている靴が手に入るかを一日中考えている。そして自分の前にご飯が来るのをただ、待っている。考え方が違うがそれぞれがとても大切な事じゃないですか」
男は家をあとにした。
そして少年の父は、せっかく買ってあげたサッカーボールを失くして申し訳なく思っている我が子を気遣い、肩に静かに手を置いた。
あなたは子供の可能性をどう感じますか?
ENIJE'-生み出そう、自立の連鎖-
詳細
ENIJE' HP
http://www.enijeproject.com
10月2日(Sun)
17:00 OPEN
17:30 START
会場
六本木!(今日中に報告)
エントランス
予約:¥3,000 with 1drink
当日:¥3,500 with 1drink
学生:¥1,500 with 1drink(学生証をお忘れなく)
email:enije-project@softbank.ne.jp
(facebookでの予約でも問題nothing!!)
と言っても、2人そろってキャラメルミルク。
彼はアイス 僕はホット
それぞれの近況を報告して、そろそろ帰る時に、彼は机の端に置いていた絵を指さして尋ねた?
「これは何?」
僕は答えた。「ガーナの子どもが描いた絵」
「僕の大好きな絵だよ。
TOGETHER WE BUILD…
子どもがこんな素晴らしい言葉を書くなんて素敵だと思わない?」
彼は静かに頷いた。
そして話しは深いところへと落ちてった。
ある5歳の子供の目に映っていたものは、母に毎日暴力を振るう父の姿だった。
ある日、子供は母に言った。
「お母さん、もう離婚してもいいんだよ。僕は大丈夫だから」
5歳の子どもがそんな言葉を発する。
子どもも自分の意思を持っていて考えています。
そんな話を彼にしました。
ガーナ人の友人は静かに口を開いた。
「デイビット、私の村でサッカーボールを父からプレゼントされた子供がいた。彼は友達を10人連れて新しいサッカーボールで遊びにいった。
しかし、遊びを変えて違う遊びをしている間にサッカーボールがなくなってしまいました。
探しても探しても見つからない。
みんなで探してもまったく見つかる気配がない。
少年は泣いた。
泣き続けた。
そして友達はみんな家と帰ってしまった。
そこへ1人の大人がやって来て、どうして泣いてるのかを尋ねた。
少年は
少年:「サッカーボールがなくなっちゃった~」
男:なんだあ、そんな事かあ、対した事じゃないじゃないか!
少年:対した事じゃなくない!
男:いやっサッカーボール一つ失くした事なんて小さな事だよ。
少年:違う。あなたにとっては小さな事かもしれない。
だけど、僕にとってはとっても大きな事だよ!サッカーボールは僕にとって言葉では言い表せられないけど、特別なものだったんだ。
あなたはあなただけど、僕は僕なんだ。特別な事が違うだけだよ!
男:聞き分けの悪い子だなあ、お前の家に今から行こう!親の顔が見てみたい!
少年は父にせっかく買ってもらったサッカーボールを失くしてしまった事を、父に話す準備が出来ておらず、それなのにこの男と行かなきゃいけない事がたまらなく嫌だった。
しかし、行かざるを得なくなった、
少年の家に着くとその30分後に彼の父が帰って来た。
そして男は再びその話しをした。
父は話を全て聞き終えてからゆっくりと話し始めた。
「あなたは私の息子との会話で何かを感じませんでしたか?」
「ああ、感じたよ。物分かりの悪い子だとね」
「違うんです。我々大人は確かに小さな事だと思ってしまう。しかし、子どもは違います。そしてこんなに小さな子どもが、
サッカーボールは自分にとって何か特別なものだと感じて発言する意思がある。それを素晴らしい事だとは思いませんか?」
男は黙ったままでいた。
そして少年の父はまた話し始めた。
「我々大人は朝起きると、今日自分の子供達にどうやって飯を与えるかを考える事から一日が始まり、一日の大半をその思考に費やす。しかし、子供は違います。彼らはどうやったらみんなが持っている靴が手に入るかを一日中考えている。そして自分の前にご飯が来るのをただ、待っている。考え方が違うがそれぞれがとても大切な事じゃないですか」
男は家をあとにした。
そして少年の父は、せっかく買ってあげたサッカーボールを失くして申し訳なく思っている我が子を気遣い、肩に静かに手を置いた。
あなたは子供の可能性をどう感じますか?
ENIJE'-生み出そう、自立の連鎖-
詳細
ENIJE' HP
http://www.enijeproject.com
10月2日(Sun)
17:00 OPEN
17:30 START
会場
六本木!(今日中に報告)
エントランス
予約:¥3,000 with 1drink
当日:¥3,500 with 1drink
学生:¥1,500 with 1drink(学生証をお忘れなく)
email:enije-project@softbank.ne.jp
(facebookでの予約でも問題nothing!!)

