ガーナ旅行PART.18
下に着くと祭りは最高潮に達していた。
いろんなところで人々は円をなぞりぐるぐると、しかしゆっくりと描いていた
聴いたこともないリズムで。
正確には、こんなリズムがあるんだという感じ。
よく見ると何人かは足に深い音の鳴る鈴を付けていた。
それぞれのリズムでみんな廻っている。
いっけん・・・ずれてるように思える。
しかし、突然バラバラだと思っていたリズムがあるところでひとつになる。
そして、それが姿のない衝撃として、ものすごい勢いで飛んでくる。
まさに、飛んでくる。
正直驚いてまったく動くことができなかった
歌も歌っていた。
ほとんど同じフレーズを。
かっこつけた歌い方をしてるわけじゃない。
でもすごく深い。
音痴のようでぜんぜんそうではない。
そのメロディになぜか物語を感じてしまう
完全に飲み込まれる前に少しでも写真を撮ることにした
写真を撮ってること自体が何かに反してる気さえしてきた。
気がついたでしょうか?
ラジカセを持ってる勇敢な男に(^-^)/
彼らは恐らく毎年これをラジカセで撮ってるんですよ。
しかも何人かが、たぶんお互いに売るんだろうけどね(笑)
でもそれがまたオモシロかった![]()
こんな大地に、お祭りに、ラジカセを持ってるんだよо(ж>▽<)y ☆??
さらに驚くばかりの色あざやかな衣装。
後は身体がおかしくなった。
全身がジーンとし始めた。
頭のてっぺんからつま先までが。
そして、自分が無理していたことが浮き彫りになった。
ガーナに来てからじゃない。
今日という日までのすべてが・・・、
でも、それは身体がどれほど疲れきっているかを教えてくれた。
まず思ったのは、
「今きっと自分のしたい顔をしてる」と思ったこと。
そっかぁ、でもなんでこんなことを思ったんだろう。
誰もがありのままに踊ること大地で良いも悪いもなかった。
ここで人がありのままに時間を過ごしているということに意味があった。
そしてそれは音楽として僕らに届いていた。
そう、
きっとここには魂の響きしかないんだ
そんなすごいことを起きた朝一から寝る前まで・・・やる気・・?
しかも一週間も・・?
マジかよ
その先はすべてどうでもよくなった
ただ身を委ね、任せ、見送ることにした。
でも、なぜかその方がものごとが焼きついてた。
3人は完全にあっけにとられていた
なんというか完全に放心状態だった
もう戻れない昨日を感じた。
遠いところまで来てしまった自分がいた。
バスでここに来る途中
真夜中にとあるところで休憩した時に僕は、
不思議な音楽に導かれるままに人気のないところへ入っていった。
そこには首都のアクラや大都市クマシでは置いてないかなりマニアックなものばかりがあった。
そして、ひとつのカセットが繰り返し再生されていた。
カセットから魂の歌が聴こえる。
その時にも同じものを感じた。
でもここは生演奏。
全身の血が体中をまわり
全身の力が抜けていた
いつからだったんだろう、身体に力が入っていることが、
気がつかないくらい当たり前になったのは・・・
もう思い出せないけど、
すべてがどうでもよくなったみたい・・・
つづく・・・・



