ハルク | DavidオフィシャルブログPowered by Ameba

ハルク

最近、ヒーロー映画が大流行




そろそろ潮時かと思ってもまだまだ熱は根強い




今はアイアンマンが流行ってるね。



僕も小さい頃はよく観ていた。



8歳過ぎまでインターナショナルスクールに通っていて、昼休みや図書の時間によく読んでいた。



非常に懐かしい



というより、その頃の思い出は、



マンガを読んでいた思い出か



お兄さんが昼休みの時間に友達と遊びでやっていた野球を



スターみたいにホームランをばかすこ打っていたことくらい(笑)




その頃はスポーツには全く関心がなく、傍観で充分だった。




帰るとよくお母さんが仕事かなんかで出かけていて、さらにおっちょこちょいだったから



よく鍵を僕らに渡し忘れていた(笑)



すると帰ってくるまで僕らは秘密の溝にかばんを置いてどこかへ遊びに出かけた。




ある日お腹がとっても減っていて遊びに行く元気がなくドアの前で体育座りスリーピングをしていた。



そこへ、「こんにちは」


と言う声が・・・・



見上げると、背中に赤ちゃんを抱えているとても優しそうな女性が声をかけてきた




「どうしたの?」

彼女は続けて言った。


「お母さん待ってる」



「そう、でもずっと待ってるんだね。あなたのこと二時間前からここで見かけてるよ。」



「よかったら、お母さんが帰ってくるまで家に上がってらっしゃい」



その時断ろうと思ったんだが、



あまりにもお腹が減りすぎててタイミングよくお腹が「グ~っ」っと鳴った。


お互い笑ったところで言葉交わさずして承諾。



すぐに料理を作ってもらい食べるととても美味しかった。




それから、彼女はおかあさんがおっちょこちょいをする度に僕をお家に招いてくれた。



そんなある日、彼女は「今日はビデオを借りようか?」



と言ってくれた。



「何が観たいの?」



「超人ハルク!!」



あの頃の僕のヒーローは超人ハルクだった。



借りて観たものの、その部屋に慣れたせいか興味をそそるものがたくさんあることに気がついた。


そんな僕は途中から超人ハルクをほっぽり出して部屋の探検に乗り出した





「映画観ないの?」




「うん」



子供は本当に罪ですね(笑)



でもあの人はけっして嫌な顔をすることはなかった。



そのうち弟も交じり、記憶が正しければお兄さんも来たことがあった気がする。



日本に来て間もない頃だったからすべてが興味の的だった。




でも僕ら三人は、非常に異常に活発だったから・・・




相当苦労をかけたと思う。





彼女はそんな僕らをただ、温かく見守っていた。



今はどこで何をしているんだろう・・・



お礼も言わないまま僕らは突然引っ越した。



なぜか超人ハルクを観るたびに、見かける度に



19年たった今も、あの優しい顔で高いところから僕に声をかけてくれたあの人の




優しく見下ろす顔を今も覚えている。