再読「海辺のカフカ」村上春樹著 | でびこの毎日編み編みちくちく

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暑いの異常じゃないっすか??
ただ外に出るだけでフラフラ宇宙人

こんな季節はやはり現実逃避の読書がやめられない!



夏っぽいキーワードのタイトルを読みあさっています。



発行が2002年になっているから、その時に一気に読んで以来久しぶりに読んでる「海辺のカフカ」。

「海辺~」といえど別に夏の話じゃないです。


いやー、覚えてないもんですね。


私立の小さな図書館…家出少年…誰も近寄らない森の小屋…くらいしか覚えてなかったあせる


でも、ものすごい読みごたえ目
ストーリーを読んでる頭と、どこか別で「村上春樹は天才だ」と思いながら読んでました。

なんでしょうね、時代背景や場所、語り手さえもが章ごとにクルクル変わっても、混乱しないどころかどんどん引き込まれる。

むしろその変わり具合が後半になるにつれシンプルに変化し、それがさらに加速につながる。

実際の読むスピードは一緒なのに、なんでしょこの加速感は!ロケット

計算されてる。



そして時に難解w。

例えば図書館で働く大島さんが主人公田村カフカにギリシャ神話について語るところ。


「場合によっては、救いがないということもある。しかしながらアイロニーが人を深め、大きくする。それがより高い次元の救いヘの入り口になる。そこに普遍的な希望を見いだすこともできる。だからこそギリシャ悲劇は今でも多くの人々に読まれ、芸術のひとつの元型となっているんだ。また繰り返すことになるけれど、世界の万物はメタファーだ。(中略)つまり僕らはメタファーという装置をとおしてアイロニーを受け入れる。そして自らを深め広げる」 (上巻・21章より抜粋)


わかる?
うーん、なんとなくわかるけどわからない!!www

ちなみに田村カフカ君は15才です。
もちろんカフカ君はわかってます。

「メタファー」

繰り返し出てくる鍵ともなる言葉ですが、単語の意味はわかってもあまりに普段使わない言葉なので、いまいちわかりません。

大島さんとカフカの会話にたくさん出てきます。

大人と子供の会話にです。

でも私も含め私の回りにこれを使って会話した人は今だかつていませんwww。

でも大丈夫。

そんな人にも楽しめると思います。


現実かファンタジーか、サスペンスか青春ストーリーか…さまよいながらもエンディングに向かって加速していく村上ワールド炸裂です。