早々に梅雨が明け、すごい勢いで夏になっていますね。
元々夏がひじょーに苦手で、夏が近づくとワクワクする人たちを尻目に早くも暑気あたり気味でうんざりです。
しかし、うんざりしたままは嫌なので、唯一(ほんとに唯一!)暑くてもいいな行きたいなと思える場所「ハワイ」を題材にした小説を読んで心を楽園に。
「まぼろしハワイ」よしもとばなな
帯には『甘い香りが漂うハワイの島々で起きた、踊りの精と永遠の命を巡る3つの物語。』と。
まさにそのとおり。
ハワイってなんであんなに甘美で神々しくてキラキラ光っていて、なのに怖い姿の悪魔やドロドロも呑み込んでいそうで…なんて神秘的で魅力的な場所でしょう。
3つの話は全然違うけど、人間の営みの儚さや愚かさ、ルーティンのつまらなさだったり、血の繋がった親子にもあるどうしてもわかり合えない悲しさ、諦め、それでも完全には拭い去ることなんでできない血の濃さ…都会の日常にいたら、時に絶望してしまうかもしれないことも、ただハワイの空気に包まれるだけで、なんだかどうでもよくなってしまうあの感じがよしもとばなならしい感じで体感できます。
あ、決して明るくはないです。
哀しみもいっぱい。
でもハワイで癒される。
なんでしょうね、あのハワイのスピリチュアルな感じは。
哀しみも激しさも呑み込んで来た優しさ?
私は仏教徒だけど、神様っているかもなって思ってしまう。
20代前半(バブル時代)に何度も行きました。
当時いたバブリー会社の出張(今思えばなんの仕事だったかわからない)にエセ通訳として、観光だけじゃなく大真面目にUFO を呼びにだったり、怪しい占い師に会いに行ったり、豪邸を見に行ったり、フィリピンのセレブとの密談に、立ち会ったり…。
あの頃はなにもかもおもしろいくらい狂ってたな。
オワフ島だけじゃなく、ハワイ島やマウイ島、小さな島にもいった。
ハワイ通が言うように、ホノルルあたりではなく、他の島に行けなくても是非レンタカーを借りて反対側の日本人のあまりいないビーチに行って欲しい。
その海の色や夕日を心のなかに一度宿したら、そこに小さな楽園ができて辛いときにキラッと光ってくれるかもしれない。
今の私みたいに…ってただの夏バテだけど(笑)
はぁ…、ハワイ行きたいなー。
グアムじゃダメなんだよなー。
