遅番のお局様とシフトがかぶり

じっくり話す機会があった。
遅番のボスだった。(年下
)
)社員ともとても仲良くしてた。
少し腹を割って話してみようと…
日頃の問題スタッフの悩みを打ち明けてみた。
ずっと同じように感じていたと…
そして話してくれた。
彼女と仲が良いと言われてる女性社員Aに
1年に1回の面談で
遅番で困ってるスタッフのことを話してみたそうだ。
その時
「まあ、いろいろ不満はあるだろうけど、あなたにも職業選択の自由があるからね。止める権利もないし…。会社は比較したときに、使い勝手のいい人を選ぶからね」
…と…まるで
文句があるなら辞めなよ…と言われたらしい
それからは“無”になろうと思ったそうだ。
A社員に
誰よりも信頼されてると思っていた遅番お局様。
それは本人が1番ショックだっただろう。
もう何も言うまい…と思ったそうだ。
彼女も離婚予備軍で働かなければならない。
今もダブルワークしてる…
反抗したらシフトを減らされる。
生活に支障がある。
この次の日
わたしは店長にLINEした。
「問題スタッフのことは知ってますか?
みんなが困っている。 でも、A社員のお気に入りで、周りは何も言えなくなっている。何か対策を取ってほしい。」
店長からはすぐに返事が来た。
少し考えてみます…と。
わたしは店長にチクったわけだ…
もし店長がA社員の味方だったら
わたしが干されるところ…
行動しないで後悔するより、行動して後悔した方がまし
のがわたしの常なので…

何も変わらなくても
悶々としてるなら
みんなにバカにされてる店長だけど
ほんの少し信じてみようかと…
朝の女王様へのボイコット計画は
ある程度実行された。
これからシフトを作る社員が
(これもA社員が担当になった)
それを問題とせずに揉み消して
代わりに出勤する人を見つけて
全てをなかったことにしても
ここまで周りを巻き込めたことはいいことだった。
1人で抱えるより
共感してくれる誰かと
行動を共にできたことは嬉しかった。
他にも誰しもが同じ思いの問題スタッフたち…
せめてこの職場が
その人たちの天下でなくなれば1番いいんだけど…
世の中そんなに甘くはない
でも
同じ常識を持った人も
この職場にはいるんだと思えたことは
この職場にまだいてもいい理由になった。
