父の介護をしてた10年間。

その頃は周りの知人の中でも
親の介護をしてるのはわたしくらいだった。
周りの人たちが自由に楽しんでる中
わたしだけが…という疎外感はあった


今は友人たちの多くが親の介護をしている。
そんな友人たちとの会話の中で
必ず出る話題は親の介護について…。
1人は実家の両親(80代後半)の世話をしている。
1週間に1度か2度…通っている

電車で往復3時間…
金銭的にも体力的にも大変だと思う
少し認知症が始まっているお父さん…
いつも受け身で静かなお母さんは
だんだんできなくなることが多くなってきて
引きこもる日々だそうだ…
でも
「できるだけ長く自宅で介護したい…」
そう言ってた。
もう1人の知人は
すっかり娘の顔も忘れてしまった母親を施設に入れている。
コロナが終息後
面会もできるようになったと喜んでいた。
やっぱり順番に
親の介護は巡ってくるんだなぁ…と思った
施設に母親を入れてる友人に
毎月どのくらいかかるかと聞いてみたら
「18万円くらいかなぁ」
と言ってた
その他病院にかかれば別にお金がかかる
入院などしたら
施設代と病院代とダブルでかかるそうだ


ただ、入居費が高いだけあって
手厚い介護をしてもらえてるらしい。
当然お母さんの年金だけではまかなえないので
お母さんの貯蓄から出してるそうだ
…やっぱりお金さえあれば全てに余裕ができるんだなぁ…
お母さんを施設に入れてる知人は
毎週ゴルフのコースに出ているそうだ⛳️
自分の時間を削ることなく
親の面倒を見られるのは
やっぱりそれなりのお金があるからなんだろうなぁ…
お母さんが自分のことを覚えてなくても
突拍子のないことをやっても
面白おかしく笑い飛ばせる…
心の余裕があるからなんだろう…
心の余裕は
やっぱり金銭的な余裕かもしれない
お金なんてなくても
誰かが助けてくれて
みんながみんな
笑って介護ができるようになればいいなぁ…
