周りの人たちが皆「お墓参りに行ってきた」と言う。


そんな『お彼岸』🌿



妹と来月ゆっくり両親のお墓参りをしようと言っているので


今週わたしにお墓参りの予定はない。



いつも法事でバタバタお墓参りしてるので


今度こそ


気持ちを込めて両親に会いに行こうと思っている。



そんなわたしは


父との思い出はたくさんあるのに


母を思い出すことができない。


思い出す時間がなかったから…


封印しているだけなのか…



母を思い出そうとすると


母が倒れていたあの時を思い出すからなのか…




その日父が入院していたので実家には母1人だった。


前日


「生存確認だよー」


と電話していた。


その日の朝も仕事に行く前に声だけ聞こうと電話した。


出ない。


何度も何度も電話した。


固定電話☎️にも何度も電話した。


おかしい…


もとより心配性だけど…


もう最悪のことばかりしか思い浮かばない…



実家まで行くことにした。


混んでれば車で2時間…


職場には連絡入れた。


娘たちは学校に行く前だったので声をかけた。


元ダンナにはメールしておいた。


「気をつけてね」と返信がきた。



早る気持ちを抑えて


運転にも気をつけて


実家に行った。


やっぱり道路は朝なので混んでいた。


2時間かかった。



実家の前に車を停めると


隣のおじさんが出てきて


「ずっと電話が鳴ってるし、雨戸も開かないし…。心配してたよ」


「ご心配をおかけしました💦」




震える手で鍵を開けて


「お母さん‼︎」


と呼んだら


「お姉ちゃん…」


と台所の方から声が聞こえたので


ホッとして行ってみると


母が倒れていた。


「お母さん!」



生きていてくれた!


喋れる!



「おじさん!お母さん生きてる!」



「お姉ちゃん…保険証はそこの引き出しにあるから…

お母さん、脳梗塞かも…。血圧高くて…」



「わかったよ!今、救急車呼ぶからね!」



救急車を呼んで…


母のそばに行って…


でも、動かしたらいけないって何もできずに…



「ずっと電話が鳴ってたけど、お母さん動けなくて…」



後で知ったけど


母は2階で寝ていたけど


夜中にトイレに一階に降りてきて


水を飲もうとして倒れたらしい。




意識があったのなら


どんなに悲しくて怖い時間だっただろう…


真っ暗な台所の冷たい床で動けなくなって…


たまたま父がいなくて1人ぼっちで…


電話に手が届けば助けを呼べるのに


鳴ってる電話に出られない悲しみ…恐怖…



その後も


その時の母の気持ちを想像するのが1番辛かった。



救急車🚑はすぐに来てくれた…と思う。


救急隊員は母を見てすぐに


「毛布ありませんか?持ってきてください!下着も!」


母は失禁していた…


わたしは全く気がつかなった…



その時の母の状態…


表情…


全く覚えていない。


病院に行かなきゃという気持ちばかりで…




2時間…運転しながら


母はもうダメかも…


生きてるはずはない…


そう考えて…


でも


生きていてくれた!


嬉しかった…ほっとした…


そして


一刻も早く病院に連れて行かなければ!


そう思って


救急隊の質問や指示に応えるので必死だった。




担架で運ばれて行く母の後から救急車まで行く時


近所の人たちがたくさん出て来ていた。


年寄りばかりになっていたその地域…


母のこと知ってる人ばかりで


心配してくれてたんだろう。



「お騒がせしました」


そう頭を下げて


わたしも救急車に乗った。