やさしい 悪魔DEVI の INTO TEMPTATION Ver.A -5ページ目

夕暮れ間近のAIR PORT

何処からともなく
発生した海霧は

周りの景色を
柔らかく包む

CLEAR TO TAKE OFF !

官制の指示に

巨大な翼が舞い上がる

 
負圧となった機体の上面には

霧の中で
一際大きな雲を引きながら


 

いつしか夜行性を帯びた僕たちは

暗闇の中に描かれた

光の絵画に引き寄せられる

 
 熱を帯びない不思議な光

 
 水面を照らす

幾千の光

それは泡沫のように

消えゆくけれど・・・

小さな光は恐ろしい闇の中でも勇気をくれる

沢山の光は人の心をもたらしだす

また新しい年がはじまった

陰と陽の狭間

世界の平和を願わずには居れない。



 

 星降る夜は

冷たい空気に凍えても

灯りの無い場所で星空に

この身を委ねる

願い事など忘れて

ただ星の海の想いを馳せる

 
 木星を抱えた

ふたご座に

涙のような流れ星

悲しくないのに胸が熱いよ




 

 一時の未来

ガソリンを使わない車

そして近い将来

街を走るであろうと思われる車たち

憧れ

嫉妬



泡沫におぼれた時期とは

少し違う未来が

少しだけ

ほんの少しだけ

見えた気がする

・・・・

僕の想いとは少し違うけど

時はゆっくり

流れを取戻したのだろうか?
 

 
夜明け前

まあるい月が沈むころ

 
東の空に輝く

スピカ

 
近くを過ぎる

彗星の姿を探すけど

太陽の光は

地平線を赤く染め

見る間にその光を増してゆく

2度とはない

星の営み

僕にはまだその姿が見えなかった