SOUTHERN WIND春 つい先日までは 去り際の嵐 冷たい空気は世界を再び 白く塗り替えていた しかし 季節は過ぎゆく・・・ 上空の寒気が緩むと 今度は激しい突風となって 乾いた大地を 吹き抜ける。 木々を叩く温風は 何時しか蕾を綻ばせ 森には恋の歌があふれ始める 僕の天敵 黄色い粉を飛散させる木立に 隠れるように 美しい声を聴かせてくれる。