ゴロウ・黒猫・オス・3キロちょい
私は小学5年生になった。
敬老の日、祝日だったあの頃、真っ黒な子猫を1匹拾う。
私は友達の家に向かっている。いつもどおりの道を歩き、いつもの空き地を通り過ぎようとしていた。
甲高い声が聞こえた!?
「ピィーーーーー、ピィーーーーーーー」
私は子猫の鳴き声とすぐキャッチし、空き地の周りをぐるぐる歩き始めた。
空き地に入っもよかったが、先を急ぎたいのと鳴き声の在処を探りたい気持ちでごっちゃだった。
これが意味不明な要領の悪い行動をとらせた。
(見つかる?見つからない?勘違い?)
20分位だろうか、空き地周辺、ついには中まで踏み込み探したが、空き地の柵の内側2mのところに小さいダンボール箱がある以外は何もない。
普通はそのダンボールを覗くのだろうが、私は「そこにはいない」と決めつけていた。
捨て猫や捨て犬が入っているダンボールというのは「りんご・みかん」などの文字が書いてあって、ある程度の大きさのダンボール、というのが漫画やアニメで相場が決まっている。
一応、1.5mほど離れた所からひょいと軽く覗いたがやはりいない・・・。
その小さいダンボールは薄汚れてシミだらけで、水分でよれよれになっている。
そして表に「中華そば」と書かれていた。
(もし、この中に子猫が入っていたら哀れだ・・・、とさえ思う。)
私は埒があかないと友達の家に向かった。
ドアを開けた友達にすぐ事情を伝え、また空き地に向かう。
二人がかりの捜索となった。
さてさて、子供二人で空き地の中に入り込み10~15分ほど探したところで声の在処をついに見つけた。
もちろん、あの中華そばと書かれた小さく哀れなダンボールの中に子猫が寝そべっていた。
友達もその中ではないかと近づいたとき
「その中にはいないよ!!さっき見たもん!」
と意固地な私だった。
友達は素直な子だったので覗くこともしなかった・・・。
しかし、結局はそのダンボールの中にいたのだ。
私はやっと覗いたダンボールの中身に納得がいった。
子猫は手のひらに乗るサイズであったし、何より真っ黒!であった。
その小さく真っ黒な物体はダンボールの角にぴたりとくっついて寝ていたもんで影かと思ったのだ。
早速、友達の家に連れていき、さあミルクを飲まそう、どうやってやるか?など言い合い始めた。
皿からは飲めない、スポイトとか哺乳瓶があればいいのに・・・・、しかも極小サイズのおしゃぶりがついたものだ。
結局、ティッシュを小さくねじり、子猫の口に入るように作ったものにミルクを吸わせ、それを子猫に吸わせる、という作戦をとった。
それは成功し子猫は何回もそのティッシュからミルクを飲んだ。
さて時間をかけてたっぷりミルクを飲ませた子猫は眠りに入ってしまった。
手持ち無沙汰な私たちは子猫を可愛がりたさに箱を揺らしたりしたが、まったく起きなかった。
わたしは心の中で思った。
(こんなにしても起きないなんて・・・、こいつの名前はゴロゴロするからとって「ゴロウ」でいいんではないか。)
私は飼うことができるかどうかわからない猫に名前をつけていた。
私は小学5年生になった。
敬老の日、祝日だったあの頃、真っ黒な子猫を1匹拾う。
私は友達の家に向かっている。いつもどおりの道を歩き、いつもの空き地を通り過ぎようとしていた。
甲高い声が聞こえた!?
「ピィーーーーー、ピィーーーーーーー」
私は子猫の鳴き声とすぐキャッチし、空き地の周りをぐるぐる歩き始めた。
空き地に入っもよかったが、先を急ぎたいのと鳴き声の在処を探りたい気持ちでごっちゃだった。
これが意味不明な要領の悪い行動をとらせた。
(見つかる?見つからない?勘違い?)
20分位だろうか、空き地周辺、ついには中まで踏み込み探したが、空き地の柵の内側2mのところに小さいダンボール箱がある以外は何もない。
普通はそのダンボールを覗くのだろうが、私は「そこにはいない」と決めつけていた。
捨て猫や捨て犬が入っているダンボールというのは「りんご・みかん」などの文字が書いてあって、ある程度の大きさのダンボール、というのが漫画やアニメで相場が決まっている。
一応、1.5mほど離れた所からひょいと軽く覗いたがやはりいない・・・。
その小さいダンボールは薄汚れてシミだらけで、水分でよれよれになっている。
そして表に「中華そば」と書かれていた。
(もし、この中に子猫が入っていたら哀れだ・・・、とさえ思う。)
私は埒があかないと友達の家に向かった。
ドアを開けた友達にすぐ事情を伝え、また空き地に向かう。
二人がかりの捜索となった。
さてさて、子供二人で空き地の中に入り込み10~15分ほど探したところで声の在処をついに見つけた。
もちろん、あの中華そばと書かれた小さく哀れなダンボールの中に子猫が寝そべっていた。
友達もその中ではないかと近づいたとき
「その中にはいないよ!!さっき見たもん!」
と意固地な私だった。
友達は素直な子だったので覗くこともしなかった・・・。
しかし、結局はそのダンボールの中にいたのだ。
私はやっと覗いたダンボールの中身に納得がいった。
子猫は手のひらに乗るサイズであったし、何より真っ黒!であった。
その小さく真っ黒な物体はダンボールの角にぴたりとくっついて寝ていたもんで影かと思ったのだ。
早速、友達の家に連れていき、さあミルクを飲まそう、どうやってやるか?など言い合い始めた。
皿からは飲めない、スポイトとか哺乳瓶があればいいのに・・・・、しかも極小サイズのおしゃぶりがついたものだ。
結局、ティッシュを小さくねじり、子猫の口に入るように作ったものにミルクを吸わせ、それを子猫に吸わせる、という作戦をとった。
それは成功し子猫は何回もそのティッシュからミルクを飲んだ。
さて時間をかけてたっぷりミルクを飲ませた子猫は眠りに入ってしまった。
手持ち無沙汰な私たちは子猫を可愛がりたさに箱を揺らしたりしたが、まったく起きなかった。
わたしは心の中で思った。
(こんなにしても起きないなんて・・・、こいつの名前はゴロゴロするからとって「ゴロウ」でいいんではないか。)
私は飼うことができるかどうかわからない猫に名前をつけていた。