すっかり見る気が失せた状態で、それでもどう決着つけるつもりなのかだけ知りたくて見ている『コードギアス 反逆のルルーシュR2』。
今回はまた急転直下の展開で……何、この突っ込み所満載の展開。
つーか、スザクとC.Cには何か因縁があるんじゃないのか?
じゃなきゃ、前作で接触する度に意味深なフラッシュバック起こしてた意味がないじゃん?
てか、そのせいでユフィを止められなかったのに……なかった事にされたら堪らないんですけど!


最後に皇帝の座を奪ったルルーシュを守る者として登場した、ナイトオブ・ゼロ、スザク……なんか響きが『マスク オブ ゾロ』みたい、とか現実逃避してみたり……。
なんつうか……まあ、結局スザクは8年前の終戦の時、とっくに精神崩壊しちゃってる人ですから。
何してもね……あ、もう、この子はダメなんだな…って思って終わりなんだけどさ。

ルルーシュと2人、ユフィとナナリーが望んだ『他人に優しくなれる世界』を作る事だけに目を向ける事にしたんだね。
その世界を築く為に、『他人に優しくない事』をしてでも。


前にも増して見る気をなくしたギアスなんだけど、ただ一つの点においてのみ、ちょっと面白いと思ってしまったのが悔しい。

結局さ、シャルル皇帝とマリアンヌさんが目指したのって、カギ爪の男の目指した『幸せの時』計画と同じような物なんだよね?
『ガンソード』ではその計画を壊して終わりだったのが、ギアスではその後どうするかを描いてるんだな……と。
なんつ-、谷口ファン的視点だ、と思いつつも、そうゆう意味ではちと面白いかも…と思ってしまったのですよ。


カノンさんは本気でスザクを嫌いだったのかな?
とするとあの、「世界はあなたにだけ優しいわけではないのよ」(だっけ?)発言は、スザクに揺さぶりかける為ではなく、本気の発言?
や、貴方がどんな人生歩んできたか知りませんが(描かれてないしね)、スザクほどコードギアスの世界から虐げられてきてない事だけは確かだと思いますよ。
なにかとんでも設定でもない限り(笑)。



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