「発達障害は個性だよ」
「誰にでも凹凸はあるんだから」
耳障りのいいこの言葉。
ちょくちょく見たり聞いたりします。色んなところで。
納得するとこはあるんだけれど。
一方で。
危険な言葉 だとも思います。
立場や状況によって「良」にも「悪」にもなる言葉。
使い方によっては誰かを傷つける言葉。
安易に使ってはいけないように思います。
だって。
世の中には「誰にでも凹凸はあるよね~」では済まない凹凸があり、それが障害と呼ばれるんじゃないですか?
そこから目を背けることにならないですか?
例えば。
私は夫にこの言葉は使えません。
いや、使いたくないです。
彼は自分の言動で周りが疲弊することわかってないから。
上記のセリフを言われたら。
俺、このままでいいんじゃん
となると思う。
いやいや、よくない。
カサンドラが30人くらい生まれてしまう。
一方。
グレーゾーンの息子達は違うかも。
この言葉が励ましになるかもしれません。
特性が薄い3号なんかは安心するかも。
僕は僕のままでいいんだ と。
自信に繋がるかもしれません。
けど、1号は多分違う。
彼が学校いけなくなった時に私がこの言葉をかけたなら。
じゃあ僕が辛いのはどうして? と。
複雑な気持ちになるんじゃないのかな。
心の傷を無理やり塞げと言われたような、そんな気持ちになるかもしれない。
我が家1つとってもこんな感じ。
この言葉が毒になるか薬になるかは、当事者の立場や状況によると思う。
安易に使わないようにしたいです。
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