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< リアル日記 >

 

久しぶりのリアル日記です。

 

このブログには発達障害でギャンブル依存な夫の話をつらつらと書いていますが、たまには良いところを書こうと思う。

 

ん?良い所?変わってるところかな?

わからないけど。

 

食事の話です。



今から数年前。

 

ギャンブルに溺れて廃人のようになっていた夫ですが、家を施設化してからは徐々に回復の道を辿り、今では日常生活をしっかりと…

…って言うと言い過ぎか。

 

アレコレ失敗はあるものの、以前のようにギャンブルに走ることはなく、3食きちんと食べて寝て、遅刻することなく仕事へ向かい、家事も手伝ってくれるようになりました。


で、タイトルの言葉なんですが。

これは夫の口癖のことなんです。

 

毎食後に言うんですよね。

「ごちそうさま、美味しかった」と。

 

これ、主婦の方ならわかると思うんですが、普通に嬉しいじゃないですか。

でも、定型文を棒読みするような言い方で、言うタイミングは必ず食器を片付ける時。

なのでこれは、本当に美味しいというよりも、夫なりの工夫なのだということに気づきました。

多分、本とかテレビで、「これを言うと相手が喜ぶ」と学習したんだと思う。

良いことだと思います。

 

その場に応じた言葉を選ぶことが苦手な彼が頑張って工夫したのなら、いくら棒読みで定型文でも、私はそれを有り難く聞き入れようと思っています。


でも、ビックリするのは。

 


これ、自分が作った料理の時も言うんです(え)

例えば昨日、夫はシチューを作ってくれました。

そして今日。

そのシチューが残っていたので、私は夕飯に昨日のシチューを温め直して出したんです。


そしたら食べ終えた後、いつものように
「ごちそうさま、美味しかった」と。


いやいや、これ作ったのお前さんだよ!

 

「私は温め直しただけ。作ったのあなたでしょ?」

と言うと、「まぁ、そうなんだけど」と。


そして、このくだり、何度もやるんです。

 

この前も、夫が買ってきた焼き鳥を私が温めて出したら

「ごちそうさま、美味しかった」


ギスギスしてた頃はこれが嫌でした。


ちゃんと作ってないことへの嫌みなの?とか思ったりして。

「使い方変でしょ!指摘してるのになんで何度も繰り返すの?」
と、怒ったこともありました。


でも。

夫からしたら、食後にはこのセリフを言うと何故かインプットされてるんだろうし、この場面では言った方がいいけど、この場面ではおかしいという臨機応変も苦手ですからね。

 


工夫を有り難いと、

そう素直に感謝できるような人でありたいと、今は思っています。

 

 

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