読んでいただき有難うございます。
このブログは過去に書いた日記と、現在の日記が混在しています。
現在の話 → < リアル日記 >
過去の話 → < 過去日記 >
となっています。
【目次】
はじめての方は はじめましてをどうぞ
・発達障害についてはこちら
・凡子(ブログの筆者、脱カサンドラ)についてはこちら
・夫(アスペルガー&ADHD&ギャンブル依存)についてはこちら
・長男(アスペルガーグレー)についてはこちら
・次男三男(ADHDグレー)についてはこちら
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読みにきてくださって有難うございます。
過去記事更新中です。
この記事から長男は、6年生12歳になります。
< 過去日記 >
1号は今、児童精神科へ月に1度通っています。
通っている理由は、
・悪夢を見る
・感覚過敏やこだわりが強い
・学校へ行けない
などの症状があったから。
で、通い始めてから2年が経ったんだけど。
先生にこんなことを言われました。
「次から診察の間を開けていきましょう」
と。
もう1号に上記のような目立った困難が見られないので、通院を2カ月に1回に減らしましょうと提案されたんです。
で、私も1号もそれに納得したのですが。
その時にですね。
ちょっとショック…というか、印象的なことがありました。
最後に先生が1号にこう言ったんです。
「大切なのはね、SOSを出すこと。お母さんや先生、他にも色んなところに出せる場所はあるんだからね」って。
私は(そうだそうだー)と思いながら1号の反応を見ていたのですが、
彼ったらそれを聞いて、
う~~~~~~~~ん と考え混んじゃったんですよね。
その姿を見て、先生が「難しいよねぇ」と声を掛けると、
彼は「SOSっていうのは…僕はちょっと…」と言いました。
その一生懸命考える姿、そして困っている姿が印象に残りました。
1号は、SOSが苦手なんだな。
「出さない」のか「出せない」のか、その辺りはわかりません。
どちらにせよ、私はそこが悲しい。
だって親なのに、頼りにしてもらえないってことだから。
私は、
「今日こんな嫌なことがあったんだよ」って愚痴をこぼして欲しいし、
「〇〇ができなくて困ってるんだ」って悩みを相談して欲しい。
でも、彼はそういうことをしません。
もっと詳しくいうと、SOSに限ったことではないんだけどね。
嬉しいことも、楽しいこともそう。
とにかくそういった「気持ちを共有」できないの。
少し前に書いた生徒会の話。
あの時、1号は、
「僕が生徒会に入れるのかな~」って不安になったり、
「ちゃんと演説できるかな~」って緊張したり、
「当選した!よかった~!」って安心したり、
色んな心の動きがあったと思うんです。
でも、私はそれらを知りません。
今だってそう。
彼は運動会の組体操で補助倒立ができないんですが、
「何故できないんだろう」という悔しさ、
「〇〇くんに悪いなぁ」という申し訳なさ、
「運動会に間に合うかな」という焦り、
そんな、心の動きがあると思うんだけど。
私はそれらを聞いたことがない。
こちらが、
「生徒会どうだった?」と聞けば「あぁ、受かったよ」
「補助倒立できた?」と聞けば「まだできない」
事柄は伝えてくれます。
“こちらが聞けば” ね。
まぁ、高学年の男の子ですから、他にもそういう子はいると思う。
でも、彼の場合。
性別や年齢だけじゃなく、「気持ちを共有できない」っていうアスペルガーの特徴が色濃く出ている気がします。
これは余談だけれど、私は日ごろから、育児や将来の不安など、夫と話はしても、気持ちを共有することはできません。
互いに見ている世界が違うので、同じテーマで話し合っても喜怒哀楽を共有する感覚になれないんです。
なんというか、言葉が無機質に感じるというか…。
そういった悲しさ、切なさが土台にあるので、子どもである1号を色眼鏡で見ているのかもしれないけどね。
でも、もう少し、1号の深い部分を見せて欲しいな。
1号の心の動きを知りたいなって思います。
特にSOSは出して欲しい!
悪夢を見る前に、お腹が痛くなる前に教えて欲しい。
私じゃなくてもいいんですよ。
お父さんでも先生でも友達でも誰でもいい。
この先も1人じゃ対処できないことってきっと出てくるから。
そんなときに1号が困らぬよう、自然とSOSを出せる力を備えていけるといいなって思っています。
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